1月22日(火)10時30分からJR関内駅前広場で、敬老パスの負担問題を考える連絡会主催の「敬老パス負担増ストップ市民集会」が開催されました。集会前には座り込みやビラをまくなど宣伝行動が行われました。集会には約200名の市民が参加し、参加者から「ここ数年来、さまざまな攻撃が強まっている。高齢者は、怒りに燃えている」「中田市長は、親孝行の政治をやっていない」などの声があがりました。
集会後、各党や健康福祉局への要請、市長あての署名の提出が行われ、最後に市役所一周のデモ行進が行われました。
日本共産党横浜市会議員団からは、中島文雄、関美恵子、白井正子の各議員が来賓として参加し、柴田豊勝前議員も参加しました。
市議団を代表して関議員が「皆さん方の運動で敬老パス現行制度が維持できたことに敬意を表します。市の敬老パス再見直し案は、現行の1.3倍の利用者負担額増を提案しているが、堺市のように市費をもっと導入して、利用者負担を軽減すべです。運動いかんでは、軽減は可能。ご一緒にがんばりましょう」とあいさつしました。
各会派の要請行動で日本共産党控え室を訪れ、「市の今回の敬老パス負担額の見直し案については、更なる軽減策をご検討いただきたい」「市は、今回は現行制度維持を提案したが、3年後のICカード導入時の利用上限設定や応益負担導入の具体化の基本方針は変えていない。今後の制度見直しに当たっては、高齢者の交通権の確保の立場から慎重なご検討をお願いしたい」という内容の要請書が手渡されました。
中島文雄議員と白井正子議員が対応し、「これまでと同様に、現行制度維持、負担増は許さず、軽減策を実現する立場で、2月3月の議会で取りあげていきたい」と決意を述べました。