日本共産党横浜市議団が市政懇談会開催
放射能、防災問題に意見、要望
日本共産党横浜市会議員団は9日午後、予算議会に向けての市政懇談会を開催し、45人の市民が参加しました。
最初に岩崎ひろし副団長が、2012年度予算案について、子育てや防災対策に力を入れているが、相変わらず高速道路建設や港湾整備、大企業誘致に予算をつぎ込んでいると説明しました。
参加者からの発言では、放射能に関するものが一番多く、次いで防災関係が多く出されたほか、福祉、道路、教育など多岐にわたる分野について、意見や要望、質問が出されました。主なものは次の通りです。
○横浜市の汚染再測定・除染の基準が高く、また国の基準と違っていてややこしい。
○区に測定器の貸し出しを申し込みに行ったらもう4月まで埋まっていて予約できなかった。
○汚染された焼却灰や、被災地のがれき処理はどうするのか。
○文部科学省の放射能副読本は放射線が安全なものであるかのような錯覚を子どもに与えるため、横浜市が推進するのは問題だ。
○広域避難場所の絆創膏が乾燥して使えないのが現実だ。備蓄品の点検をきちんとやってほしい。
○広域避難所に鍵がかかっていて、いざという時入れない。
○重度障害者医療費の助成に、神奈川県が精神障害者を含めることにしたが、横浜市にはそういう制度がないので使えない。
○高齢者施設が身近にあるように、増設してほしい。
2・3月議会のお知らせ
(議員名は、日本共産党横浜市議団の発言予定者)
2月15日(水)午前10時~ 本会議:一般議案上程、議案関連質問(白井まさ子議員)
2月16日(木)~21日(火)常任委員会(一般議案等審査)
2月23日(木)午前10時~ 一般議案議決(討論:古谷やすひこ議員)、予算代表質疑(大貫憲夫議員)
2月24日(金)午前10時~ 予算関連質疑(あらき由美子議員)
2月28日(火)~3月12日(月) 午前10時~ 予算特別委員会(局別審査)
3月13日(火)~16日(金)常任委員会(予算議案等審査)
3月21日(水)午前10時~ 予算特別委員会(総合審査:岩崎ひろし議員)
3月22日(木)午後2時~ 予算特別委員会(採決)
3月23日(金)午後2時~ 予算議決(議案討論:古谷やすひこ議員、請願討論:白井まさ子議員)
傍聴にお越しください。また、市会HPで中継(生・録画)がご覧になれます。
◇週刊ニュース「こんにちは横浜市議団です」は、原則として毎週水曜日発行です。PDF版は下記からダウンロードして、ご自由にお使いいただけます。なお、ご使用の場合には市議団までご一報いただけると幸いです。
「こんにちは横浜市議団です」2012年2月15日(PDF版)