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2026年2月18日

NEW!■会派代表 予算代表質問 古谷やすひこ 2月18日(水)

古谷議員:日本共産党横浜市会議員団を代表して、山中市長に質問いたします。

 本日の質問内容は、山中市長、あなた自身にかけられている「パワーハラスメント疑惑」についてです。私は市政の未来を決める予算代表質問という極めて重要な場において、このような質問をしなければならないことを、一人の議員として、また一人の横浜市民として、誠に残念に、そして無念に感じております。

本来であれば、370万市民の暮らしをどう守るか、子育て支援や高齢者福祉、地域経済の活性化について、建設的な議論を戦わせるべき時です。しかし、これから新年度予算案の審議を進めるにあたって、この問題は「数ある重要課題の一つ」として順次議論すれば済むような性質のものではありません。

 組織のリーダーが、自らの足元の職員に対してハラスメントを行い、組織を萎縮させているという疑惑。これが晴れないまま、あるいは市長自らがその疑念を晴らす努力が見えないままでは、予算案を審議するための「土台」そのものが失われていると言わざるを得ません。疑念を持たれたままのリーダーが編成した予算に、果たして市民は全幅の信頼を寄せることができるでしょうか。

 この議場にいる議員の多くに対しても、市長はこれまで納得のいく説明を一切行っていません。また、現在モニターを通じて、多くの職員がこの質疑を見守っています。市長、私は本日、真正面から切り込みます。市長もまた、答弁書を読み上げるのではなく、ご自身の言葉で、ごまかさず、正々堂々とその思いを語っていただきたい。以下、具体的に伺います。

 去る1月28日の本会議において、わが党を含む86人の全議員が賛同し、「市長の言動等に関する決議」が採択されました。全会一致。これは、党派を超えて、議会全体が今の市長の状態を「異常」であり「看過できない」と判断した重い意思表示です。

 この決議には、市長のこれまでの説明が不十分であること、そして市政の停滞を招いていることへの厳しい批判が込められています。この議会の総意、ひいては市民の不信感の表れともいえる決議を、市長は今、どのような心境で受け止めているのか、あらためて見解を伺います。

山中市長:古谷議員のご質問にお答えいたします。まず、初めに当該幹部職員は守られるべきで、この件を問われ、これからのやりとりにおいて、結果として心情的に追い詰められるような状況は避けるべきであると考えております。今後は、第三者による調査において、私と当該幹部職員との間にどのような経緯があったのか、客観的な視点から検証していただくことが最善であると考えております。ついては、私の先日の会見で申し上げたとおりですが、会派を代表しての議会におけるご質問ですので、真摯にお答えをさせていただきます。

初めに私の言動についてご質問をいただきました。議会決議の受け止めについてですが、先日1月28日の本会議において申し上げました通り、決議をいただいた内容について、重く受け止めております。独立性・中立性という観点から、第三者による調査を妨げることがないようにということを第一にしつつ、引き続き誠実に対応してまいります。

古谷議員:市長は今回のパワハラ疑惑について、公式の場での説明を極端に避けてこられました。1月16日の記者会見において、ようやく一部の事実を認めましたが、それはあくまでメディア向けの弁明に過ぎません。本来、市政の最高責任者として、まず自らにかけられた疑惑の真偽を明らかにし、積極的に議会へ説明に赴くべきではありませんか。なぜこれまで、議会に対して直接、詳細な説明を行ってこなかったのか。その理由と、今後の説明責任の果たし方について伺います。

山中市長:議会に対する説明についてですが、はじめに申し上げました通り、こちらの主張により、当該幹部職員が心情的に追い詰められるような状況は避けるべきと考えております。今後は第三者による調査において、私と当該幹部職員との間にどのような経緯があったのか、客観的な視点から検証していただくことが最善であると考えております。

古谷議員:市長、あなたに向けられている疑惑は、単なる個人の資質や性格の問題ではありません。日本国憲法が保障し、労働関係諸法令が守るべき「労働者の基本的人権」が、あろうことか横浜市の最高責任者によって踏みにじられているのではないかという、民主主義の根幹に関わる重大な疑惑です。

 会見で、市長は職員に対し「ポンコツ」という表現を使ったことを認め、弁明されました。しかし、告発内容によれば、それは執務室という密室で、机を叩きながら、部下が逃げ場のない状態で浴びせられた罵声であるとされています。厚生労働省の指針では、身体的攻撃はもちろんのこと、能力を否定し人格を貶める言動は、明確にパワーハラスメントと定義されています。「ポンコツ」という言葉が、人格否定でなくて何なのでしょうか。この一件に限らず、市長はこれまでご自身が行ってきた言動が、客観的に見てパワハラに該当するという自覚はあるのか、ないのか。現時点での自己認識を明確に示していただきたい。

山中市長:私の言動に自覚があるかというお尋ねですが、市役所は市民のためにある組織であり、市民目線の徹底は不可欠でありますので、この視点を書いた提案に対して、一見すると強く見えてしまう発言はあったと思います。その点については、自分に至らぬ点があったと思っております。また私自身を見つめ直す観点から、専門家による研修を受講いたしました。昨日も別の専門家からの研修を受講いたしました。今後一層自らの言動には注意をしてまいります。

古谷議員:今回、勇気を持って実名で告発を行った人事部長の指摘は、極めて具体的かつ深刻です。市長は、その告発内容の中で、自らのどの言動が「不適切であった」と認識しているのですか。抽象的な言葉ではなく、具体的にどの場面の、どの発言が問題であったと考えているのか、この場で説明してください。

山中市長:私の言動の自覚に関するお尋ねですが、市役所は市民のためにある組織であり、市民目線の徹底は不可欠でありますので、この視点を書いた提案に対して一見すると強く見えてしまう発言はあったと思います。また人事部については、職員を適材適所の配置を行い、人材を動かす中心的な役割を担うものと考えておりましたが、一見すると強く見えてしまう発言もあったと思います。その点については、自分が至らない部分があったと考えております。また、私自身を見つめ直す観点から、専門家による研修を受講いたしました。今後も一層自らの言動に注意をしてまいります。

古谷議員:また、市長は告発者である人事部長に対し、直接謝罪をされましたか。もし謝罪をされたのであれば、相手方はその謝罪を受け入れ、納得されているのでしょうか、伺います。

山中市長:当該職員へのお詫びに関してですが、当該幹部職員から私に関する記者会見を神奈川県庁で行われた翌日に、私として会見の場を設け、そのような形で公表をするに至った心情を改めて受け止めさせていただいて、お詫びを申し上げました。一方で、事実関係として、私として承知していないまた認識していない内容について、当事者である私の認識を無視したまま、流布され続けることは本意ではありません。ご本人の受け止めについて、現時点では第三者による調査の過程でありますので、納得の有無を尋ねることは状況として妥当でないように思われます。

古谷議員:報道等で明らかになった発言の中で、最も衝撃的だったのは次のような内容です。「市長が怒っていると部署を飛ばされるかもしれないという恐怖を与えるジャブを、山中市長からではなく人事部から与えられないか?」という趣旨の発言です。

 これが事実であれば、恐ろしい発想です。恐怖によって人をコントロールしようとするのは、マネジメントではなく、ただの「強権政治」です。信頼関係を築けない者に、370万人が暮らす大都市・横浜の山積する課題を解決する統率力などあるはずがありません。

 「恐怖を与えるジャブ」――。これが横浜市政のトップから発せられた言葉だとは、耳を疑います。これはマネジメントの欠如どころか、組織的なパワハラの「教唆」にあたるのではありませんか。

 このような下で、職員がのびのびと、市民のために創造的で質の高い仕事ができるとお考えですか。市長の組織運営能力、そしてリーダーとしての資質を厳しく問います。ハラスメントを構成する要素は、加害者側の主観ではありません。受けた側が抱く苦痛、そして社会的な客観性です。市長の言動が組織を萎縮させ、職員の心身を蝕んでいるという自覚はあるのですか。改めて認識を伺います。

山中市長:私の発言等についてですが、先ほどもお答えさせていただいた通り、人事部については職員を適材適所の配置を行い、人材を動かす中心的な役割を担うものと考えておりました。しかし、強く見えてしまう発言もあったというふうに反省しております。その点について、自分が至らない部分があったと思います。

また職員への影響につきましては、すでに庁内で職員の皆様に向けたメッセージでもお伝えをしたところでありますが、今回の週刊誌報道によって、職員の皆さんに不安とまどい業務への支障を生じさせてしまったことを大変申し訳なく思っております。今後一層言動に注意をして、市民目線の徹底を図ってまいります。

古谷議員:市長、あなたの目の前にいる一人一人の職員は、あなたの思い通りに動かせる「駒」や「道具」ではありません。それぞれに人生があり、家族があり、誇りを持って市民のために働く「公務員」という名の血の通った人間です。一人の労働者の尊厳すら守れない、守ろうとしない市長に、370万市民の命や暮らし、そして未来を語る資格があるのか。私は甚だ疑問です。この点について、市長の見解を伺います。

山中市長:未来を語る資格についてですが、これまで記者会見など様々な機会を捉えて私自身の考えをお示ししてきたところです。独立性・中立性という観点から、第三者による調査を妨げることがないようにということを第一にしつつ、引き続き誠実に対応してまいります。

古谷議員:あわせて、現在の横浜市役所が、労働者の権利が真に守られ、市民の信託に応えるための民主的な運営が徹底されている職場だと言い切れるのか、伺います。

山中市長:職場環境についてですが、各職場における風通しの良い体制の維持充実、労働組合や働く立場からのご意見の尊重といった、どの組織においても守られるべき機能は発揮されている組織であると考えております。今回の週刊誌報道により、このような健全な組織が揺るがされないよう私自身正すべき点を改善しつつ、健全な組織運営を維持してまいりたいと考えています。

古谷議員:今回のような事態を二度と繰り返さないために、そして失われた信頼をわずかでも取り戻すために、市長は自らの言動を厳格に律するハラスメント防止規定や、第三者が客観的にチェックできる仕組みなど、自らを縛るルールを早急に策定すべきだと考えますが、いかがでしょうか。

山中市長:市長の言動に関するルールについてですが、まずは第三者による調査に誠実に対応することに注力をしてまいります。先ほども答弁させていただきましたが、私自身を見つめ直す観点からも、専門家による研修を2回受講いたしました。今後も一層自らの言動に注意を払ってまいります。

古谷議員:今回のパワハラ疑惑の影響は、すでに公務にも及んでいます。先日開催された外交官の写真展に、市長が急遽欠席された経緯について伺います。報道では「別の公務のため」と説明され、セレモニーへの出席を見送ったとされていますが、それは事実ですか。実際には、今回の疑惑を重く見た実行委員会側から「出席を見合わせてほしい」との要望があったのではないか、とも聞いています。こういった場面において、横浜市の顔である市長が「招かれざる客」となっていたのであれば問題です。真実をありのままに答弁してください。

佐藤副市長:写真展についてご質問をいただきました。欠席することになった経緯ですが、主催者である写真展実行委員会事務局との調整の上、公務の都合により出席を見送りました。以上ご答弁申し上げました。

古谷議員:市長、今、多くの市民が、職員が、そしてこの議場のすべての議員が、あなたの答弁を注視しています。以上私の第一回目の質問を終わります。

古谷議員の再質問

古谷議員:答弁ありがとうございましたと言いたいところですが、本当にコピペ回答ばかりだなというので残念に思っております。まず、先ほどの外交官の話ですが、どんな公務だったんでしょうか伺います。で、あの民主的な職場だというふうに思っているというふうに言われたんですけど、市長自身がそのことを揺るがせたという自覚はないんでしょうか。伺います。

市長、強く言ったと市民目線という言葉を使っていただくだけなくないというふうに思います。ちょっと今の回答だと何を分かっているのかなというふうに思いますので、以上伺います。

山中市長:古谷議員のご質問にお答えいたします。はじめに公務についてのご質問がございました。先ほど副市長からの答弁となります。実行委員会と調整の上で公務として、公務を行ったということであります。そして、先ほど2番目の質問につきましては、今後は第3者による調査におきまして、私と当該幹部の間にどのような経緯があったのかを客観的な視点から検証していただくことが最善であると思います。当該委員会に、当該第三者による調査については誠実に対応してまいります。以上、ご答弁を申し上げました。

渋谷議長:古谷くん何に関する発言ですか。はい、では議事進行についての発言を許可します。

古谷議員:本当に誠実でないなと思います。今の先ほどの公務だと言われたものが、公務とは何かと聞いているのに、1回目の答弁とほぼ同じ答弁でしかやっていません。公務って何でしょうか伺います。

山中市長:ただいまの議事進行についてお答えを申し上げます。庁内における会議でございます。以上ご答弁を申し上げました。


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