【報告者:古谷やすひこ 2025年12月16日】
今日は、第4回定例議会開会中ですが、その中で動物園及び公園の指定管理者の指定という議題が出されています。
具体的には、市立横浜動物園(ズーラシア)と野毛山動物園、市立金沢動物園、野毛山公園、金沢自然公園などです。ズーラシアの中に横浜市繁殖センターという施設があります。ズーラシア自体は今までも横浜緑の協会が指定管理者だったのですが、繁殖センターそのものは横浜市直営で持っていたものです。平成11年ですから、そ相当前に設置をされて、このような施設が、動物園のためのみに作られたというのが、国内では初めての試みでした。
これについて、今回の議案をもって、実は直営だったものを指定管理者の方にそのまま移してしまうということをしようとしています。なぜ直営から指定管理に移したかというと、これお金を生み出す施設じゃないけど、ここがやっぱり持ち出しが多いということで、指定管理者に移すのですが、指定管理者に移されたところで、お金を生み出すところじゃないものを移されても、だんだん縮小するだけというか、無くそうとしているのではないかと思います。本当にけしからん話だなって思っています。
一度視察もさせていただきましたが、素晴らしい施設です。やっぱり公がこういう不採算部門については、やらなきゃならないところであります。公的な役割を果たしているこの繁殖センターについて、横浜市がちゃんと直営で持ち続けることが大事だというふうに思います。今回の議案を出されるにあたって、移すということを決めるにあたっては、本当に現場の職員さんたち、当該の職員さんたちは非常に苦労されたし、困惑されただろうと思います。改めて指定管理者に移すのではなくて、ちゃんと直営に戻してほしいということを改めて強く言いたいと思います。




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