【報告者:古谷やすひこ 2025年12月6日】
神奈川民連さんの要望の後編になります。
これは医療局に対して、OTC類似薬の保険適用除外に関する制度見直しの撤回を求めています。これは、改めてひどいなと思ったのですが、明らかに患者さんの負担が増えます。また、結局風邪で病院に行っても、これは薬局で、自分で買ってくださいみたいな話になるわけで、薬局のところで多分大混乱が起きるのではないかなというふうに思います。この薬は自分で売薬を買ってね。この薬は処方箋で、みたいなことになれば、ただでさえ混雑している薬局の現場が、大混乱に落ちるのではないか。そして、適切な医療にかかれない事態になるのではないかというふうに思います。医療機関の方々にとっても、もう結局売薬で済ませるんだったら、自分で薬買いに行きますよということで、医療機関にも受診控えみたいになることになると思います。これは、とんでもないことと改めて感じました。
また、医療機関の経営の問題。本当に今日も厳しい実態が出されました。医療従事者の賃金が上がらない。あんなに頑張っているのに、現場で頑張っているのに、上げられない。いずれ病院の経営者側の方が、キャッシュアウトしてしまうということで本当に苦しい事態になっていると。全ての業者から値上げの話が来るということなので、ぜひ横浜市として経営状況調査やっていただきたいということを、私たちからも強く言いたいと思います。やってなかったということが分かりましたので、改めてやっていただきたいと思っています。
また、川崎市が行っている、あるいは国が行っているような一床当たりの物価高騰対策の支援金。これも強く求めていきたいと思います。一床当たりいくらということを、川崎市は今年の4月から行っています。同じようなことをぜひ横浜市にやっていただきたい。これを強く求めていきたいと思います。
また様々な医療物品が値上げをしていますから、例えば入院して手術をしたら、手術材料そのものが全て上がっていますから、手術で得られる利益よりも持ち出すものが多くなっています。また給食も同じですね。病院食を提供すると得られる金額よりも、病院が持ち出す金額の方が多いと。逆ザヤが生まれているということですね。必要な手術や、必要な検査や必要な食事、こういうものが提供できなくなる可能性があるということであります。
また、その上病院の収入の源泉である医者が働くことについて、医者を減らしていこうという流れが国ではされています。本当にとんでもない時代だと思います。また、ベッドを減らすということもされようとしてします。こういうことにちゃんと抗していきたいというふうに思います。医療を守れと強く言いたいと思います。




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