【報告者:古谷やすひこ 2025年11月27日】
今日は、補聴期購入助成制度というのは今年度モデル実施として始まりました。無いところから始めるというのは、非常に力がいることですが、それを横浜市でやりましたので、すごく良かったと思っています。今年度はモデル実施なので、来年度以降が本実施ということになるので、現状考えうる来年度実施に向けての改善のポイントを申し入れてきましたので、横浜市でもっといい制度になるように頑張りたいと思います。
一つは助成の上限額が今2万円です。これはあまりにも低いなというふうに思います。補聴器は高いですから、例えば、東京の港区、葛飾区では14万4900円。これが上限額になっていますから、それに比べると大きな開きがあるということで、せっかく制度があっても、それじゃ使えないと思われるような制度では、寂しいのでもっと改善してもらいたいなと思っています。
また、対象を市民税非課税世帯ということに限定していることについても、これも対象を広げていただきたいということや、あるいはその補聴器が必要になった時に、なかなか自分では気づけないですよね。それを自ら聞こえにくさに気づくような機会をぜひ作っていただきたいということを、行政的にも支援いただきたいとお願いをしています。
また、今回の補聴期購入助成制度の枠組みは、認知症の最大の因子である難聴、これを改善することで認知症の患者さんを減らす。そのためにも、補聴器購入助成は重要であるということで始まっているものです。加齢によって難聴になるということについては対応しません。実際は加齢性による難聴の方が多いですから、ここは加齢性難聴にもしっかり対応するような制度のあり方にぜひ拡充していただきたいということも最後に申し上げました。これは横浜市を挙げて、ぜひ検討いただきたいということを申し上げました。ぜひ、さらにいい制度になるように私たちからも働きかけていきたいと思います。




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