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2025年11月5日

NEW!【議会のリアル】横浜では、とうとう不登校の児童生徒が一万人超えの状況。解説します。

【報告者:古谷やすひこ 2025年11月5日】

今日は、令和6年度、昨年度のいじめ、暴力、長期欠席などの状況調査報告書の結果について報告していきたいと思います。

まず特徴は、いじめの認知件数が非常に増えました。一昨年は、16,263件。これも多いなと思いますが、さらに増えて昨年度は21,955件、ものすごく増えました。これが、さらに中身の問題で、いじめの防止対策推進法に基づく重大事態と呼ばれるものについての発生状況ですが、一昨年はたった2件、重大事態は2件だった。それが、昨年度は59件もの重大事態の発生となっています。爆発的に増えています。

あと、長期欠席の状況も引き続き、非常に増えています。一昨年、令和5年度は、9,775件の小中学校を合わせて不登校児童生徒の数だと言われていたものが、昨年度、令和6年度は1万50件ということで、1万人を超えました。本当に増えてきたなというふうに思います。また、その中で特徴的なのは、長期欠席している中でも、その他という項目があって、その他の項目の方が、昨年度は1000人を超えています。この1000人を超えているその他というのは、どんな人ですかというふうに確認をしたら、家族の介護をしているヤングケアラーであるとか、家事手伝いなどの家庭の事情で、長期欠席しているというものが入っているということです。これは、実は対応できていないのではないかなというふうに思っています。もちろん、ご家庭の事情はあると思います。それは別の制度でしっかり補える制度があればいいと思います。そこも、しっかり学習権を保障できるような対応をしてもらいたいと思います。

また、この中には自殺の事案を出されています。自殺の件数、昨年は2人自殺したということが確認されているようです。これは、警察や学校などが把握した情報、あるいは警察の判断によって自殺ではないか言われたものであります。小学生、中学生で自殺の事案が出るというのは、ちょっとあまりにもひどい状況だなというふうに思います。ぜひこういう状況を改善していきたいというふうに思います。


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