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2025年9月15日

【議会のリアル 】山中市長2期目のスタートに当たり真正面から質問。生活保護の外国人優遇ありませんと言明

【報告者:古谷やすひこ 2025年9月15日】

 第3回定例議会一般質問の最後の質問をしたものを報告したいと思います。これがクライマックスの質問になります。

 質問したのは、デマの流布についてというテーマで質問しました。デマが、人を殺してしまうのではないかという認識を持っていただきたいということを発言をしました。

 この問題は、関東大震災で、朝鮮人、中国人、日本人のろうあ者などがデマによって殺されたんだということについての認識を伺いました。また、関東大震災の虐殺の問題は決して遠い場所で行われたわけじゃなくて、横浜市内各地でも行われていたということが、いろんな事実で明らかになりつつあります。これについて、市として調査をして、きちんとその事実に向け合うべきだということを求めました。また、参議院選挙中に、生活保護で外国人が優遇されているという言説があったと、それについて事実なのか、事実でないならばいち早く間違っていますということを啓発すべきだと、率先してそれに取り組むべきだということを求めました。山中市長の回答は良かったというふうに思います。

 デマの流布について、悪質なデマが流されることや、デマによって市民の皆さんの混乱を防止するような取り組みを進めることは、大変重要だということは述べています。また、史実を調査してというところは、横浜市史にはそういった殺害の記述があるが、現在も震災の際に根拠のない悪質なデマが流された事例があるということは、憂慮しているということを発言しました。

 また、外国人の生活保護問題については、優遇している事実はありませんとはっきり否定をしました。不確実な根拠に基づいて、偏見や差別を助長するような情報を発信、拡散していくことは重大な人権侵害となっていますと答えがありましたので、しっかりそのことを進めていきたいと思います。これを足場にして、また質問を繰り返して重ねていきたいと思います。


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