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2025年8月27日

【議会のリアル】不祥事相次ぐ横浜市教育委員会に対して、異例の臨時常任委員会が開かれました

【報告者:古谷やすひこ 2025年8月27日】

 今日は、先ほど臨時のこども青少年・教育常任委員会が開かれ、ただいま終わりました。なぜ臨時で開かれたのかというと、性犯罪が相次いでいると。女子児童の着替えを盗撮し、その盗撮画像をSNSで共有していたという事例。また京急の電車内で、女性のスカートを盗撮したということで校長先生が捕まりました。これらが相次いだということで、教育現場の監督責任が問われたというふうに思います。

 私からは、学校というのは、児童生徒、保護者だけでなく地域の信頼によって成り立つものだと教育委員会も言っていますから、地域の信頼得るために、地域にどんな説明していますかと聞くと、校長先生の事例では一切説明していない。これからも説明する予定はないと言っていたので、それはあまりにもひどいでしょうと。それでは信頼を得るということにはほど遠いのではないかと指摘させてもらいました。

 また、対策がどっちゃり出てきたんですよね。これ対策をいくら並べても、それが実効性を持たなければ全く意味がありません。今までの対策がなぜダメだったのかということの検証もなければダメだというふうに思いますから、私たちはしっかりその点を求めていきたいというふうに思います。

 最後に、心の傷というのは容易に癒えるものではない。性犯罪の傷というのは癒えるものではありません。何十年も経ってから、ようやく自分は被害を受けていたというようなことが分かるようなこともあります。ですから、そういうことに気づいて泣き寝入りしてしまう。時間が経ちすぎて泣き寝入りしてしまうということもあります。市の教育委員会は徹底的に被害者の方に寄り添いますという態度を、ぜひ持ってほしいし、作ってほしい。そういう体制作ってもらいたいということを要望しました。

 今回のこの事案を作るにあたり、私は校長先生の事例のところの地元の方からもお話を伺う機会がありました。本当に悲痛な声を伺いました。本当にいい先生だったということを伺いましたし、逆に、だからこそなぜそんなことをしたのかという失望があります。それについて、しっかり動機を聞いてもらいたいということも言われましたのでそのことも伝えました。

 また次の委員会でもこの続きがあると思います。ご意見ご要望がありましたらコメント欄までお願いいたします。


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