【報告者:古谷やすひこ 2025年6月10日】
今日は横浜市会の基地対策特別委員会の1回目の会議がありました。その中で話題となったのは、先日ノース・ドックにオスプレイが船で運び込まれて、整備が行われて飛び立っていった件です。これは、CV22というオスプレイで、以前墜落した機体と同じ機体です。それが、横浜市内から飛び立って、横浜上空を飛んで、そして横田基地へ行ったということです。何事かと思います。ノース・ドックという施設は、港湾施設という位置づけです。横浜市もそう言っています。港湾施設なのに、船じゃない飛行機が飛び立って良いはずがありません。ですから、それについては強く横浜市からも抗議するように伝えました。
また、返還された米軍基地跡地利用について、3つの取組状況が出されています。例えば旧富岡倉庫地区、金沢区のところですね。これについては、長年なかなか決まっていなかった野積場というところの跡地利用の計画が、改めて出されました。内容的には少し問題がある中身です。生活利便施設が入り、研究施設は以前から言われていましたが、あとは住宅を建てるということで、これで大丈夫かなと。少し精査して意見を述べたいというふうに思います。
根岸住宅地区の跡地利用についてです。民有地と国有地がモザイク模様になっている土地です。そこに177人の地権者の方がいらっしゃって、なかなか集まってこない。本当に跡地計画を作っても、それを地権者の方が了承しなければ進められないはずです。それについては、改めて合意を得ながらしっかり進めていただきたいということを申し述べました。
深谷通信所跡地についても、同様に計画が立てられています。これについては、市の費用負担が増大になるのではないかということで、国にしっかり交渉するようにということを求めました。基地対策の問題は本当に横浜市政を阻害してきた問題ですから、一刻も早く改善を求めていきたいと思います。
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