市政ニュース
2025年6月10日

NEW!バス運転手の労働条件改善は待ったなし 横浜市交通従業員労働組合と懇談

6月6日、日本共産党横浜市議団は、横浜市交通従業員労働組合と横浜市の来年度予算に向けた懇談を行い、要望書を受け取りました。

同労組からは、伊豆力也執行委員長ら3人が参加。党議員団からは5人全員が参加しました。同労組からは寄せられた主な要望は下記の通りです。

・変形労働制を廃止すること。交通局と同様に変形労働制が導入された交通開発も従業員の給与が下がり、離職者が増え、休暇が取れない事が大問題になっている。

・給与カット分11%を戻すこと。

・今の働き方では運転手は集まらない。根本的に働き方を変えて、給与アップを。

・乗務員にも時間休、半休制度の導入を。

伊豆執行委員長らは、現場は50歳代の職員が多い。60歳を過ぎると同じ仕事でも給与が3割減ってしまう。賃金は横浜市の他局職員と比べて4万円くらい安い。労働時間も朝から深夜までの変形労働制。近隣の川崎市や東京都に比べて労働条件が悪い。民間も含め労働条件を比べられ、そちらに行ってしまう。今後5年くらい毎年100人くらい定年退職を迎える。今働いている人の労働条件をもっと良くしないと市営バスは立ちゆかなくなるのではないか。また、乗務員だけが有休の時間休、半休制度がない。この問題は強く要求したい。など現場の困難と労働条件の改善を強く訴えました。

古谷やすひこ団長は、皆さんからの要望をもとに何度も交通局に改善を要望してきた。労働組合のみなさんが長年闘い続けてきたことを、私たちも後押しできないかと議会で追及させてもらったと述べ、新しい人もたくさん入り現場も変わったことなど、現場の実態を良く聞かせてもらって、それを反映させていきたいと応えました。


新着情報

過去記事一覧

PAGE TOP