【報告者:古谷やすひこ 2025年6月4日】
今、第2回定例議会中です。その中で、18歳までの小児医療費無料化の拡充を求める請願が出されました。これについて、請願を審査する常任委員会で、私たち共産党以外の全交渉会派が反対をしました。その理由を述べていきたいと思います。まず自民党さん。住んでいる場所で格差が起こるようなことを助長してはいけない。子どもの医療費助成というのは、公的な医療保険制度を補完するものであるから、独自でそれぞれの地がやるべきものではない。こんなことを言っております。そうであれば、本来は国が小児科対策を全国一律で行うのが当然であると言っているのであれば、そのようにしていただきたいというふうに思います。それをもって反対だというのは、間違っていると思います。
公明党の木内さん、何を述べているか。高校3年生までの医療費の無料化の実現を目指していますということを公明党さん、目指しています。それなのに反対です。なぜかというと、その理由は無償化の実現にあたっては、各地域の財源の状況もございますということを言っております。議会側がそれを言うだけではまずいというふうに思います。自らの公約を有権者の前で言っているものについて、議会の中でもそれを目指すべきだというふうに思います。立憲の風間さん、18歳までの拡充を要望しているところでございます。
立憲さんも公約で掲げているというふうに思います。しかしながら、国への要望を継続しているところであり、その状況も注視していきたい。したがって不採択であるということで、これは理由がわかりません。
維新の伊藤さん、日本維新の会としては、国の方でも子どもの医療制度を確立し、18歳以下の医療費無料化を行うべきであると訴えております。訴えているんですね。有権者の前で。ですからこれは国の制度として行うべきであると、だから横浜市には求めないだから不採択である。これでいいんでしょうか。私たちは、横浜市も努力をする、国にも求める。そうやって、医療費の18歳までの無料化制度拡充していきたい。そのことを求め続けていきたいと思っております。
