議会での質問・討論(詳細)
2023年2月28日

2023年度予算特別委員会■温暖化対策・環境創造局(岩崎ひろし、宇佐美さやか)2月28日(火)

○山本副委員長 それでは、質問を続行いたします。  岩崎ひろし委員の質問を許します。
◆岩崎委員 委員長、スライドの使用許可をお願いします。
○山本副委員長 はい。
◆岩崎委員 中外製薬戸塚町開発に関わる浸水被害防止対策について伺います。  早速スライドです。(資料を表示)50ミリ弱の雨が降った8年前の台風18号のとき、浸水想定地域である戸塚町は駅前から現場まで水に浸かりました。こういう状況でした。現場の状況はこういうことでした。  これが今の様子です。赤い線までの正門付近の地形は8年前と同じです。赤い線、つまり正門のラインに盛土が完成しました。地元は、大雨のときは早めに車を高い場所に移し、あとは迫る水におびえながら、一睡もできずに過ごしています。  伺います。この枕元に迫る水は恐怖です。この心境をどう受け止めていますか、伺います。
◎遠藤環境創造局長 全国各地で毎年のように河川が決壊するような大水害が発生し、テレビなどでも繰り返し報道されております。また、平成16年の話にはなりますが、その際の台風では、柏尾川の水が護岸を越え、私の目の前であふれるそのさなか、私も水防活動に従事いたしました。非常に限られた経験ではございますけれども、私といたしましては、この水害の恐ろしさについては理解をしているつもりでございます。


◆岩崎委員 当局はこれまで、整備水準を超える雨が降った場合この地域には水が出る可能性が高いと答弁しています。水がせき止められ被害が拡大します。その防止対策を伺います。
◎遠藤環境創造局長 当該の民間の開発行為とは直接的には関係ございませんけれども、下水道整備といたしましては、戸塚駅を含む約300ヘクタールのこの地区の浸水対策の強化策といたしまして、時間降雨量約60ミリ対応に引き上げるため、戸塚駅周辺から柏尾川右岸沿いに約6キロメートルの雨水幹線と、栄第二水再生センターの敷地内にポンプ場の整備を予定してございます。現在、令和6年度の工事着手を目指しまして設計作業を鋭意進めております。地域の皆様の安全確保のために確実に浸水対策を進めてまいります。


◆岩崎委員 全く問いに答えていないと思います。この工事とは関係のない話を答えたと自分で言っているわけですから。これでは駄目です。  今局長が言われた60ミリ対応をされていることは、これは整備水準までの雨に効果があるわけですから、この点は評価したいと思います。しかし、それでは整備水準を超えた雨には限定的な効果しか出なくて、被害拡大が抑えられません。だから今の答えは全然的外れな答えだと言わざるを得ません。これを防ぐためには、戸塚地域に整備水準を超える雨が降るわけにいかないのですよね、降ったら越えてしまうわけですから。  ですから、次に伺いますが、今後戸塚区周辺には整備水準を超える雨は降らないということを局長断言できますか。
◎遠藤環境創造局長 整備水準を超える雨という御質問かと思いますけれども、お話しのあるような降雨に限らず、広く自然現象について今後発生しないということは誰しも断言できないのではないかと考えます。このようなことからも、下水道を所管しております当局といたしましては、繰り返しのお話になりますが、雨水幹線、ポンプ場の整備をしっかり進めていくということと併せまして、気候変動の影響による豪雨の頻発などを踏まえまして、市民の皆さんの生命財産をしっかり守るという観点から、これは例えばですけれども、100ミリの雨が降ったとしても床上浸水には至らない、床上浸水をおおむね防止する、例えばこういった新たな減災目標を設定するなどいたしまして、下水道による浸水対策というものを強化してまいりたいと考えております。


◆岩崎委員 要するに、環境創造局の責任で雨を降らせないなどということはできないわけです。だから雨は降るのです。降る以上、この写真のようになるのです、現状は。このときはもたいないわけです。そこへ盛土を造ってしまったわけです。だから絶対にそのための対策が必要なのです。このことをはっきりさせてください。これ以上は議論しません。これは絶対必要ですよ、絶対雨は降るんだから。  地元は計画段階から盛土で水をせき止めるなと求めてきました。地域の世帯数に匹敵するぐらいの署名も集めて、ちゃんと市長宛てに出していいますから、こうなることは当局は十分知っていたわけです。私はこの問題で20回ぐらい質疑しています。当局は、開発許可基準を超える指導はできないと言って業者寄りの答弁に終始しました。これは今も続いています。  スライドを見てください。赤線を引っ張っているところに書いてあります。中外は横浜市の指導を受けて工事を完了させたと地元紙で宣伝しています。横浜市の指導責任は免れないです。このことをしっかり受け止めていただきたいと思います。特に平原副市長、最初から関わっていただいていますから、この点は、市の責任というのは当事者が言っているわけですから、指導を受けてやったと、こういう事態をつくったと言っているわけですから、市の責任は免れないと思いますよ。  それで、ここがこういう状態まで至ったのは、もとはと言えば前市長が、地元の意見、これは二千数百筆の署名ですよ、この声を全く聞かず、そしてまた……
○山本副委員長 岩崎委員、時間です。
◆岩崎委員 水は高いところから低いほうに流れるのは決まっているのです。これを無視して許可をおろしたからです。
○山本副委員長 岩崎委員、時間です。
◆岩崎委員 違法状態の解消は、盛土の撤去か別の水の道を整備するしかありません。
○山本副委員長 時間です。
◆岩崎委員 私の質問はこれまでですが、我が党は、地元の不安が解消するまで市の責任を追及し続けていきたいと思います。  終わります。ありがとうございます。

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○藤崎委員長 次に、宇佐美さやか委員の質問を許します。
◆宇佐美委員 日本共産党を代表し質問します。よろしくお願いします。  委員長、スライドの使用許可をお願いします。
○藤崎委員長 はい。
◆宇佐美委員 ありがとうございます。  それでは、まず初めに、三ツ沢公園再整備について伺います。  環境創造局の予算概要には公園の維持管理、運営、整備とあり、スポーツのできる公園の整備と記され、三ツ沢公園の再整備に向けた検討等を行いますと記載されています。三ツ沢公園の再整備に係るこれまでの検討の経緯を伺います。
◎山本みどりアップ推進部長 三ツ沢公園は供用されてから約70年が経過していたことなどから既存施設の老朽化といった課題があり、平成26年から28年度にかけ、利用者の安全確保や魅力ある公園といった観点から、公園の再整備に向けた検討を行いました。令和元年には横浜FCから球技場への屋根かけの要望などがあったことから、令和2年度、令和3年度は既存のニッパツ三ツ沢球技場に屋根をかける方法や現位置での建て替えなどについて検討しましたが、構造や施工の効率性の観点から極めて困難であることが分かりました。こうした検討を踏まえまして新たな球技場を整備する必要があると判断し、令和4年6月に三ツ沢公園球技場を含む公園の再整備に向けた基本的な考え方の案をお示しし、8月には市民意見募集を行い、12月には再整備基本構想案として取りまとめました。なお、新たな球技場の整備に伴う既存施設の影響などについても併せて検討してきています。


◆宇佐美委員 長い期間かけて議会で検討してきたということを強調されましたけれども、公園を全体的にリニューアルしようとなって検討していた矢先に、4年前ですか、屋根をかけてほしいと観戦者に言われた。では、三ツ沢公園の再整備と新しい球技場建設は一体の事業という認識でいいのか、伺います。
◎遠藤環境創造局長 三ツ沢公園の再整備と新しい球技場の建設の関係性というか相関性ということだと思いますが、現在の球技場は、委員も御案内のとおりだと思いますけれども、建設から60年近くがたっております。老朽化に加えましてバリアフリー化が不十分であること、観客席に屋根がなくJリーグ基準を満たしていないなど様々な課題があります。そこでまず、観客席への屋根かけについて検討しました。これまでも御説明しておりますが、構造面などから困難であることが分かりましたし、また、市民の皆様、さらにはプロスポーツチーム双方による現状の球技場の利用状況を確保していくためには、現位置で屋根付きの球技場に建て替えることも極めて困難であることが分かってございます。こうした検討経緯を踏まえまして、三ツ沢公園再整備の中でこの既存の球技場を生かしながら、公園内に新競技場を整備していく必要があると我々としては判断しているものでございます。


◆宇佐美委員 現在の球技場に屋根の設置を検討して、設置が不可能だと分かればそれまでの計画が終わりになるというのが普通だと思うのですけれども、それがそうはならず、今回はではもう一つ球技場を造ろうと考えたことが私には理解しがたいのですが、まずはこの新しい球技場を望む声がどれくらいあるのかを把握する必要があったのではないかと考えますが、見解を伺います。
◎遠藤環境創造局長 現在のニッパツ三ツ沢球技場は、市民からJリーグまで多くの方に御利用いただいております。運動公園としての球技場の機能をこれからもしっかりと確保していく必要があると考えております。この球技場の老朽化対策の必要性につきましてはこれまでも御説明をしてまいりましたが、構造上の問題がありJリーグの基準など様々な検討から、施設を管理する横浜市として新たな球技場は必要との判断に至っております。また、新たな球技場を含めました三ツ沢公園全体の再整備の基本的な考え方について、構想段階から市民の皆様にお示しし、意見募集を実施し、多くの御意見をいただいたと考えております。


◆宇佐美委員 市民意見募集では新しい球技場建設の是非は設問としてありません。どこに書かれているのか伺いたい気分ですけれども、にもかかわらず、意見の中で新しい球技場を造るなら代替施設をという意見があったことばかりを強調されています。私は代替施設のことは聞いていないので、新しい球技場を造ると勝手に決めて代替施設の話にすり替えるというのはおやめ願いたいと思います。  新しい球技場を造ることへのニーズを把握しようとしなかったのはなぜか、伺います。
◎遠藤環境創造局長 先ほどの御答弁と繰り返しの部分にもなりますが、新しい球技場につきましては、これまでの様々な検討から横浜市として必要という判断に至っております。三ツ沢公園が市民の皆様に長く親しまれてきたことなどから、公園を利用されている方々の思いやニーズを幅広くお聞きすることが重要と考えまして、繰り返しになりますが、構想段階において市民意見募集を実施したものでございます。球技場の建設を含む御意見もありましたが、様々な御意見を把握することができたと考えております。


◆宇佐美委員 横浜市として決めたということですけれども、新しい球技場は本当にニッパツ球技場をホームとしている横浜FCのサポーターの皆さんに望まれているのか調査するアンケートを実施してはどうかと考えますが、見解を伺います。
◎遠藤環境創造局長 三ツ沢公園は、スポーツや、地域の方々による憩いや散歩など様々な目的で御利用されており、球技場もプロやアマチュアによる試合が数多く開催され、多くの市民の皆様にも御利用されております。そうしたことも踏まえまして、市民意見募集では、お住まいや利用目的を問わず、サッカーやラグビーのサポーターも含め幅広く御意見をいただいたと我々としては考えております。


◆宇佐美委員 私は本当にサポーターが必要としているのかというのを調べてほしいと伺ったのです。サポーターの皆さんだけでなく市民の皆さんにもアンケートを実施してはどうかと再度伺いますが、いかがですか。
◎遠藤環境創造局長 市民意見募集では、約3000通、約5800件の多くの御意見をいただきました。新たな球技場の整備を望む御意見も含め市民の皆様の様々な思いやニーズを把握することができたと考えております。いただいた市民意見を踏まえ、検討の深度化を図りながら、昨年12月には公園全体の再整備基本構想案として取りまとめたところでございます。なお、現時点では、新たに市民意見募集を実施することは予定しておりませんけれども、引き続き丁寧な御説明なども含めてしっかりと情報提供はさせていただければと思っております。


◆宇佐美委員 私が商売を始めるとしたら、とにかくその場所で私がやろうとしている事業のニーズがどれぐらいあるのかというのを徹底的に調査することから始めます。ニーズも機運も確認しないままに新しい球技場を造ったとしても、誰も支えてくれない球技場では残念なことになりませんか。  まずニーズ調査をしてから次の段階に進むのが筋だと思いますが、認識を伺います。
◎遠藤環境創造局長 今回の市民意見募集を通じまして、市民の皆様の三ツ沢公園に対する愛着や利用実態、さらには求められる機能など様々な御意見を改めて確認することができております。その上で、三ツ沢公園に隣接する地域の方々や公園施設を利用する関係団体、市会の皆様に御説明しながら、具体的な検討をこれまで進めてまいりました。今後も引き続き適切な情報提供を行いまして、市民の皆様、市会の皆様に丁寧に御説明しながら、この計画の深度化を図ってまいりたいと考えております。


◆宇佐美委員 ゆっくり言えば丁寧というわけではないと思います。今、コンクリートの建物の長寿命化ということが主流になりつつあります。70年まで対応させようということを工夫して、学校施設では修繕を重ねて大事に使っていたりします。  三ツ沢球技場は築年数59年ですぐに壊れるという建物ではないと思いますが、何をそんなに急いでいるのか、伺います。
◎遠藤環境創造局長 ニッパツ三ツ沢球技場につきましては、平成25年に築70年を見据えました令和15年度までの今後20年間の長期修繕計画というものを策定いたしました。この長期修繕計画に基づきまして、現在も適切に維持管理をしながら長寿命化を図っているところでございます。一方で、これまでも繰り返し御説明しておりますけれども、施設の老朽化やバリアフリー化が不十分であること、さらには屋根がないことなどの課題があることから、これらの課題に抜本的に対応する必要があり、その対応には相当の時間を要することなどから、新たな球技場を含む公園全体の再整備を計画的に行うためこれまで検討を進めてきております。将来を担う子供たちも含め未来にわたり市民の皆様に愛される公園をつくっていくため、三ツ沢公園の再整備検討を進めていきたいと考えております。


◆宇佐美委員 今でも愛されています。スライドを御覧ください。(資料を表示)こちら、平日でも多くの方がテニスを楽しんでおられます。  こちら、もう一つのスライドを御覧ください。環境創造局が市民意見募集を行った際に配付した基本的な考え方(案)に示されていた配置イメージです。市民の皆さんが毎年楽しみにしている桜や、子供たちが自由に遊ぶことができる自由広場、陸上競技の準備をする上で必要な補助陸上競技場や青少年野外活動センターなどの貴重な施設が範囲として示されています。これらの施設は本当に市民にとって大事な施設です。市民は必要性を感じているかいないか把握しないままで無理やり横浜市が決めましたからと三ツ沢公園内に球技場の建設を強行すれば、誰のための球技場なのか、何のための再整備なのかということになると思います。改めて球技場建設計画はニーズ調査と市民合意を得る手続を必ず実施されることを求めて、次の質問に移ります。  公共施設への太陽光発電システム設置推進について伺います。  温暖化対策統括本部の2023年度の予算概要では、市役所の率先行動という項目があります。冒頭に書かれている文を読んでいただけますか。
◎池上温暖化対策統括本部副本部長 市役所の率先行動の冒頭部分でございますけれども、「市内最大級の温室効果ガス排出事業者(市域の約5%を排出)であり、市民や事業者の皆様に温暖化対策を呼びかけている本市が、皆様の模範となるべく、『横浜市地球温暖化対策実行計画(市役所編)』に基づき、率先して取組を進めます。」となっております。


◆宇佐美委員 率先して取組を進めますとされていることを読んでいただきました。その率先行動の事業内容としては、区庁舎のLED化と再エネ化、公共施設へのPPA事業による再エネ設備導入という事業が並べられています。LED化も大事ですが、再エネを重点としていただきたいと考え、区役所の太陽光発電設備に注目しました。  各区役所の太陽光発電設備の設置状況を伺います。
◎土田環境保全部長 令和3年度末時点で、18区庁舎のうち12区庁舎に太陽光発電設備を導入しています。残りの6区庁舎のうち緑区は令和5年度、泉区は令和6年度に導入する予定です。


◆宇佐美委員 18区中12区に設置されている。残りは先ほどちょっと言っていただいたのですが、残りはまだあると思いますが、今後どうするのか、伺います。
◎土田環境保全部長 太陽光発電設備の設置には、建物屋上の利用状況や日当たりなど必要な条件がございます。そこで、現在、区庁舎も含めた全ての公共施設について、設置可能な施設を整理し、最適な導入手法などを検討するための基礎調査を行っています。その結果を踏まえて、設置可能な区庁舎については太陽光発電設備の導入を進めてまいります。


◆宇佐美委員 今、設置状況を調べていると。今年度に改定した横浜市地球温暖化対策実行計画で先ほどおっしゃっていただいたように調査を始めているということだと思うのですけれども、新しく設置可能な公共施設50%設置を目指すと。でも、既存の設備のメンテナンス等も本当に必要だと考えています。以前は壊れていて屋上にただあるだけとなっていた区庁舎もあったということや、なかなか修繕を実施していただけないケースもあるということも聞いています。今後、故障等にはどのように対応していく考えなのか、伺います。
◎土田環境保全部長 各施設に設置された設備については施設の所管部署が維持管理を行っておりますが、経年劣化等により不具合などが発生した場合は、まずは所管部署において修繕等を進めています。


◆宇佐美委員 所管部署というと区役所が直すということでよろしいですか。
◎土田環境保全部長 はい。まずは区役所が修繕の対応をするということでございます。


◆宇佐美委員 なかなか区役所に予算が下りていない中で、そこに予算を割くというのは本当に大変だと思うのです。本当にせっかくつけているのに、現時点でつけていくことができないと。本当にもったいないと思っています。メンテナンスの予算が少ないことから、先ほど言ったように優先順位が下がっている。この予算の優先順位を上げていくためには、やはり職員の皆さんの意識改革も必要だと思いますし、これは常に稼働できる状態にしていかなければいけないという働いている皆さんの思いと局の皆さんのしっかりとした思いも必要だと考えますが、見解を伺います。
◎遠藤環境創造局長 公共施設の太陽光発電設備につきましては、区局が連携してこれまでの設置を進めてきております。設置した設備につきましては、施設所管部署が稼働状況を確認しまして適切な維持管理に取り組んできているとは思っておりますけれども、今委員御指摘のような状況もあったことも理解はしてございます。市の率先行動の一環として取り組んでいる趣旨を踏まえまして、公共施設の太陽光発電設備につきましては積極的に導入していくことにしてございますので、この常時稼働ということに対してしっかりと努めていきたいと考えております。


◆宇佐美委員 ぜひしっかり取り組んでいただいて、各区役所がどういう状況にあるのかというのもしっかりと把握をしていただきたいと思います。先ほどから言っていますように、せっかく発電設備があるのにメンテナンスの予算が少ない。本当に予算をしっかりとつけていただきたいと思っている中で、21日の市民局の局別審査で局長が、太陽光パネルの整備については連携して設置していくという答弁をされました。新設の場合は今後新しい手法としてPPA方式という、簡単に言いますと屋根貸しの方式で、設置やメンテナンスなどは事業者が行うということで進めていくと理解しているのですが、やはり問題は、先ほどから述べているように、既存の設備をしっかりとメンテナンスをするための予算をつけてほしいということです。  局をまたいでいるので副市長に伺います。市民局と環境創造局、温暖化対策統括本部とで協力していくことが大切と考えますが、見解を伺います。
◎平原副市長 本年1月に横浜市地球温暖化対策実行計画市役所編を改定したところでございますけれども、その中では、太陽光発電設備等の導入といった重点的に実施する取組について、区ごと局ごとの管理目標を新たに定めました。そういった意味では各区局の進捗管理の仕組みを強化したということでございます。委員が御指摘ございました既存施設の維持管理も大変重要なことだと思います。それも含めまして区局が一丸となりまして、太陽光発電設備の設置、また維持管理を進めまして、市役所編に掲げた目標の達成に向けて、再エネの利活用などの温暖化対策をしっかりと進めていきたいと考えております。


◆宇佐美委員 維持管理も重要ということで認識を一致させていただきました。本当に市役所が率先していくという中で、やはり身近な区役所もちゃんとやっているよというのを見せていただく必要があると思います。だからこそ市民もついていこうと思えると思いますので、引き続きしっかりと温暖化対策に取り組んでいただければと思います。


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