市政ニュース
2024年6月20日

横浜市が米軍基地返還の取り組みのパネル展を開催

横浜市役所2階スペースで、「横浜市と米軍基地~接収の歴史から返還跡地のまちづくりまで~」と題したパネル展が開催されています。(6月22日まで)

横浜ノース・ドック(神奈川区)を含む市内米軍基地の全面返還に向けた取り組みの一つであり、歓迎します。

パネル展について横浜市は「横浜市では、市内米軍施設の返還促進や返還施設の跡地利用など、基地対策に関する取組を行っています。このたび、市民の皆様にこれまでの返還のあゆみや市内米軍施設についてより広く知っていただけるよう、パネル展を開催します」と説明しています。

今年2月の市会本会議・会派代表質問で、日本共産党横浜市議団は、山中竹春市長に対し、横浜ノース・ドックに新たな揚陸艇部隊280人が新編成された問題について、これは米軍の基地の機能強化につながるもので、市と市民が長年求めてきた早期全面返還から逆行すると指摘。本気で返還を実現させていくためには、これまで以上の取り組みが必要だと主張し、市民に事態を知らせ、市民と一緒になって全面返還を進めていくよう呼びかけました。

山中市長は、「米軍施設の状況や基地対策の取り組みを市民の皆様に知っていただくことは重要です。これまで冊子やホームページなどで接収の歴史や、返還の歩み、跡地利用や要望行動の取り組みなどを発信してきました。今後は市民利用施設などにおいて、パネル展を開催するなど、さらに効果的な情報の発信に努めていきます」と答弁していました。

今回は、党市議団の質問と市長答弁が形になったものです。パネル内容の充実や各区での開催など引き続き求めていきます。

展示会のパネルデータはこちらです。(無断転用禁止です)

また、山中市長は6月18日、国の防衛大臣政務官に対して、横浜ノース・ドックの揚陸艇部隊の運用について、適時適切な情報提供と、市民に不安を与えるような訓練・演習、物資の備蓄等の基地使用を行わないことを要望しました。

市長要望の出展:令和6年6月国の制度及び予算に関する提案・要望書 108頁


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