2024年6月18日
横浜市会議長 鈴木 太郎様
日本共産党横浜市会議員団
団長 古谷やすひこ
2014年4月1日から施行された横浜市議会基本条例にある「横浜市会の伝統を重んじながら、既存の枠組みにとらわれない柔軟な姿勢を持ち、自らの改革及び機能強化に継続的に取り組んでいかなければならない」などの条文を生かした改革が、現在進行形で取り組まれています。 私たちも、市民にとってさらに身近な市会運営に向けた改善を求めております。
この度、就任された新議長は「横浜市会」ホームページに掲載されたあいさつで「質の高い議論を行っていくため、横浜市会はこれまで以上に対話を大切にし、市民の皆さんをはじめ、横浜市に関係する多くの皆さんの声やご提案を横浜市会として真摯に受け止め、議決機関として施策に反映させ、市政に貢献していきたいと考えています」と述べられています。大いに賛同するものです。
昨年6月に申し入れた党市議団の議事運営の改革の要望については、市会運営委員会で審議が継続されています。要望の中では、議案関連質疑・一般質問の時間や日数などを増やすことや選択制で一問一答での質疑を可能とすることなどを求めています。今後も、開かれた議会運営を進め、横浜市会の品性を保ち、行政機関の監視と市民生活をしっかり支えていくために、党市議団としても役割を果たせるよう力を合わせていきたいと考えております。
一方で、今年4月に放送された情報番組において、各議員の議場での様子が映し出されたことで、様々な反響が寄せられました。
携帯電話・スマートホンを議場に持ち込むことについては、本年1月10日から試行実施されているもので、議場での使用は現在でも禁止されています。この際、市民からの信頼回復に向け、携帯電話・スマートホンを持ち込まないという以前のルールに戻すことが必要だと考えます。
以上のことから、以下申し入れます。
記
一、議場への携帯電話・スマートホンの持ち込みは行わないこと。
以上