資料
2023年10月24日

【3定ピックアップ⑧】「加齢性難聴者への補聴器購入助成制度を求める」陳情の結果について

議会pickup青

2023第3回定例会(9/5~10/19)で提出された陳情の各会派の賛否理由(常任委員会)と結果をお知らせします。日本共産党(5人)は、陳情は市民の切実な声であり、採択を求めましたが、残念ながら賛成少数で不採択になりました。引き続き市民の声を大切にする市政になるよう力を尽くします。

加齢性難聴者への補聴器購入への公的助成を求める意見書の提出(常任委員会での態度)

共産党 〇

自民党 ×

公明党 ×

立憲民主党 ×

維新の会 ×

民主フォーラム(国民)×

【各会派の賛否理由(要約)】
9月15日 健康福祉・医療常任委員会
日本共産党・大和田あきお議員(戸塚区)採択

このことについてはかなり市民からの要望が強い。戸塚区でも何人からも出されている。横浜市で全域でも。市民に寄り添って考えるべきではないか。障害者手帳を受けてない方でも、加齢性難聴で、その障害で悩んでいる人は非常に多い。支援が求められている事は事実だと思う。高齢者を中心とする加齢性難聴者を含めた方が、家庭や地域、社会との関わりあいの中で生き生きと活動できるように、補聴器購入に対して助成制度の創設を国に働きかけることは非常に重要ではないかと。なかなか市ではすぐにできなくとも国に求めることは必要だと思う。
先行実施している三鷹市では、この補聴器と認知症との関係は一定程度あるという医師の判断が出されている。国全体としてはまだ議論になるところだが、少なくとも自治体で主体的に取り組んでいるところもある。横浜から国に働きかけることは、少なくとも必要。採択を求める。

自民党・渡邊 忠則議員(鶴見区)不採択
加齢に伴う難聴については、症状が進行することで人とのコミュニケーションを取ることが難しくなるなど日常生活に影響を与えることが指摘されている。しかしながら、難聴と認知症の因果関係については国が引き続き研究を実施していることから、我が会派としましては不採択でお願いする。

公明党・中島 光徳議員(戸塚区)不採択
加齢による難聴が高齢者の生活にどれだけの影響を与えるか、近年の研究によって徐々に明らかになりつつある。一方で難聴と認知機能の障害については未解明な部分も多く、引き続き研究を続けている状況なので、不採択と考えている。

立憲民主党:長谷川 えつこ議員(栄区)不採択
加齢性難聴と認知との関係については国においても研究が行われていることは承知している。現在のところ難聴が高齢者の生活の一定の影響があることは分かってきているようだが、国は更なる検証が必要ということで研究が進んでる途中だと思っている。本陳情は不採択すべきものと考える。

日本維新の会・関嵩史議員(保土ケ谷区)不採択
国制度の動向慎重に見る必要性を感じており、今回は不採択という結論。

民主フォーラム(国民)こがゆ 康弘(旭区)不採択
より研究を深めてからの判断が必要だと思うので不採択でお願いする。

ほっとライン請願号(補聴器)2023.10

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です。


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