本日、横浜市議会では、補正予算案を含む22件の市長提出議案、3件の議員提案、3件の請願の採決が行われました。採決に先立ち、日本共産党市議団を代表して北谷まり議員(保土ヶ谷選出)が討論に立ちました。
コロナウイルス予約接種体制の抜本的強化とカジノ誘致予算はコロナ対策に振り向けよ
北谷議員は、コロナ補正予算案に賛成を表明しつつ、まだ予約ができていない高齢者の直接支援や、ネット以外での情報伝達の方法を拡充すること。個人接種協力医院を増やすには更なる工夫が必要だと課題を指摘。そして、PCR検査・変異型スクリーニング検査数、飲食店等の支援金引き上げや対象事業の拡大を求め、コロナ封じ込めには、迅速・安全なワクチン接種、大規模検査、十分な補償と生活支援の3本柱で立ち向かうことだと述べました。
また、コロナ前の過大規模計画を基にした国際園芸博覧会に関わる議案には計画の見直しを必要として反対。「IRカジノ推進予算は停止せよ」という請願に応え、予算は市民の暮らしをまもることやコロナ対策に振り向けよと訴えました。
再生可能エネルギーの普及促進を期待して、横浜市脱炭素社会の形成の推進に関する条例の制定、議員提案に賛成しました。閉会前に行われた市長の挨拶には、次期市長選には言及はありませんでした。
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