横浜市議会では12月19日(木)、市長提出議案と請願の採決が行われます。日本共産党を代表して、みわ智恵美議員が、採決に先立って反対討論を行います。
12月19日(木)
午後2時~
みわ智恵美議員(港南区選出)
主な反対討論の内容
●無料低額宿泊所条例の制定について
条例化は、生活保護利用者を入居させ、不当に高い料金を保護費から徴収する、いわゆる貧困ビジネスになっている無料低額宿泊所を公認するもので、認められない。
●中央卸売市場の民間開放につながる条例改定について
中央卸売市場は、公正な取引による適正な価格形成の拠点であり、地域経済に貢献する市場を発展させるためにも、今回の条例全部改定は認められません。
●市営住宅の保証金の値上げについて
連帯保証人を廃止し、現行の保証金2か月を3か月に値上げする条例改定ですが、値上げは、住宅困窮者に市営住宅への入居申し込みさえ躊躇させてしまうことになり、公の住宅施策の在り方から見て問題です。政令市では、新潟市や岡山市では、保証金自体ありません。
●あまりに安い市有地売却について
十日市場駅(緑区)に近い市有地売却価格は、近隣の公示地価より平米あたり5万円も安く、不必要に住宅開発事業者を優遇することは認められない。不足している市営住宅を増設すべき。
●市民の切実な声である請願の不採択に反対します!
中学校給食の実施、小学校給食の直営継続、少人数学級の拡大、保育子育て施策の拡充、カジノ誘致反
対の請願は、市民の切実な声であり、採択すべき
賛成討論
古谷やすひこ議員(鶴見区選出)
●新しい教育委員の任命について
新教育委員には、教育現場の悩みに寄り添う姿勢を大事にすることなど強く要請します。