防災、環境再生を柱にした元計画が一部の民間企業の営利事業中心に変質!
市民意見をよせてください
しめ切り迫る
2月14日まで
横浜市瀬谷区にある、旧米軍上瀬谷通信施設の跡地は、農地、草地など面積約242㌶に及ぶ首都圏の貴重で広大な土地です。横浜市は「旧上瀬谷通信施設土地利用基本計画(素案)」を取りまとめ、1月15日から2月14日にかけて市民意見を募集しています。
当初計画とかけ離れた素案
「基本計画(素案)」は、跡地の半分を「観光・賑わいゾーン」とし、集客力のある大型施設・テーマパークを誘致しようというものです。2006年に、市が策定した‶横浜から始める首都圏の環境再生″をテーマとした「米軍施設跡地利用指針」を根底からひっくり返し、民間企業の利益追求に偏った大型開発への変質です。
2006年跡地利用方針は上瀬谷について‶農・緑・防災の大規模な野外活動空間″としていますが、今回の計画では132㌶もの公有地のうち、公共的利用に供されるのは公園・防災の50㌶だけで、残りの82㌶はテーマパーク用地等になっています。
日本共産党横浜市議団は、地権者の権利擁護は行いつつ、民間の営利事業向けの開発ではなく、病院や介護施設、スポーツ施設等の地元住民の強い要望を受け止め、2006年の環境再生を柱にした元計画に立ち戻るよう林文子市長に申し入れました。
・旧上瀬谷通信施設土地利用基本計画(素案)と、市民意見募集の情報はこちらでご覧いただけます。
・計画(素案)に対する日本共産党の見解は、党市議団ホームページに掲載しています。
PDF版は
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