水道局は将来を見据えて、技術の継承に全力を注ぐこと
2018年度予算特別委員会の水道局審査で、かわじ 民夫議員(旭区選出)は、水道局における技術継承のための人材確保、小雀浄水場の有効活用と企業団受水、西谷浄水場の敷地一部を民間事業に売却した経緯について質問しました。
かわじ議員は、水道局の使命は、市民に安全安心な水道水を安定的に提供することであり、そのためには技術職員の力なくして事業は成り立たないと主張。
また水道技術は高度な技術と能力とが求められ、業務分野も土木設計・監視、排水、給水、浄水処理など多岐にわたり、技術継承がとても重要になるが、現状では20代から30代の技術職員の構成が約3割と40代以上の7割に比べ極端に少なく、年代構成の標準化が必要で、中期計画では職員の削減も含まれていて、逆行ではないかと問いただしました。
山隈水道局長は、「料金収入の減少が続く中、今後は人口減少に転じるというもっと厳しい状況があり、効率的な執行体制を構築して、その体制に必要な人数についてはしっかりと確保していく」と答えるにとどまりました。