11月30日から12月20日までの予定で、第4回定例議会が始まります。初日の30日は、横浜市一般職職員の給与、期末・勤勉手当に関する条例についての審議と採決が行われます。討論では、あらき由美子議員(南区選出)が登壇します。ぜひ傍聴にお越しください。
主な討論内容
市人事委員会からの勧告を受けて、横浜市一般職職員の給与条例及び市職員の期末手当・勤勉手当の条例が一部改正されます。
もともと市職員の勤勉手当には「能力・成果主義」が導入されており、今回の改正では更にそれを強める内容となっています。
公務労働は、営利の追求を目的とする民間企業とは異なり、憲法及び、地方自治法の諸規定の実現にあります。営利を追求しない公務労働に「能力・成果主義」はなじみません。個人の能力や成果を評価して一時金を決めるやり方は、公務職場のチームワーク・協調性を喪失させることにつながります。評価は年間の勤務成績であり、長期的な人材育成にもマイナスになります。
労使の協議を尊重する立場から本議案に賛成しますが、今後成果主義が拡大されることのないように強く要望します。
◎ほっとラインはこちら「ほっとラインNo.486」(PDF)をご覧下さい。