障害の有無にかかわらず誰もが文化活動に参加できる横浜に
2015年度決算特別委員会で7日に行われた文化観光局審査で、北谷まり議員(保土ヶ谷区選出)は、横浜市民ギャラリー、バリアフリーに対応した文化芸術事業、創造都市、屋外喫煙場、みなとみらい21地区20街区におけるMICE施設整備事業について、質問しました。
横浜市は、2014年に現代アートの国際展「横浜トリエンナーレ」にあわせて、障害者が参加する「パラトリエンナーレ」を初めて開催しました。これは、障害のある方々と様々な分野のプロフェッショナルや国際的に活躍するアーティストとの共同で新たな芸術表現を生み出すことを目指し、健康福祉局と文化観光局が共催したもので、約3か月の開催期間中10万人を超える来場者がありました。
北谷議員は、「障害のあるなしに関わらず、誰もが文化芸術活動に参加でき、安心して共生できる社会のために、がんばっていただきたい」と要望しました。また、横浜能楽堂で年1回行っている「バリアフリー能」が昨年バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者内閣府特命担当大臣表彰優良賞で受賞したことから、公演回数を増やし、バリアフリー化を他の芸術企画にも広げていくべきだと述べました。
文化観光局長は、2020年東京オリンピック・パラリンピックと同時に日本全国で多くの文化プログラムが展開されるが、パラトリエンナーレが日本を代表する文化プログラムとなるよう、誰もが共生することができる社会の実現に向けて取り組むと答えました。
◎質問と答弁の全文はこちら「■文化観光局(北谷まり)」をご覧ください。