市政ニュース
2009年3月10日

横浜市議員定数の削減を考える会で大貫議員が報告

「要望を受け止めるパイプ役の議員を少なくするのはとんでもない」

giinsakugen11 「横浜の市会議員定数の削減を考える市民の会」が10日夜、「定数削減問題を考える市民のつどい」を開き、日本共産党横浜市議団を代表して団長の大貫憲夫議員が議会の動きなどについて報告しました。つどいには約60人が参加し、日本共産党市議団からは関美恵子議員と事務局員2名も参加しました。

 現在開会中の横浜市議会に、自民、民主、公明の各会派が議員定数を現行92から6削減する条例を、民主党ヨコハマ会が12削減する案をそれぞれ出そうとしています。その背景には、昨年12月議会での横浜みどり税導入の際に、自民、公明、民主、民主党ヨコハマ会が負担増を求めるなら議会も身を削るべきとして、議員削減を主張したことがあります。

 日本共産党は、定数削減が経費削減を目的にしていることから、無所属クラブ所属の5人の議員と共同して、定数6減と同程度の議会費減となる報酬一割カット案を、すでに議会に提出しています。


giinsakugen2 大貫憲夫団長は、横浜が全国の市町村の中で議員1人当たりの人口が最も多いことにふれ、市民の声を大きく届けるには多くの議員が必要であるため、本来ならば地方自治法で定める上限定数である96人に増やすべきだが、少なくとも現在の議員数を維持させなくてはならないと指摘。議員報酬を減らし、議員の海外視察などを見直して、経費を削減していくべきだとのべました。

 参加者からは「たくさんの要望を受け止めるパイプ役の議員を少なくするのはとんでもない」「民主主義、福祉の増進を図るという地方自治法の本旨に逆行する」などの意見が出されました。


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