発行物
2015年10月21日

「こんにちは横浜市議団です」10.21号

大貫憲夫議員が決算特別委員会・経済局で質問
横浜市シルバー人材センターで偽装請負か

「こんにちは横浜市議団です」2015.10.21号シルバー人材センターは、働く意欲のある高齢者が会員として登録し、センターが発注者から請負または委任により引き受けた仕事を会員に提供し、会員がその仕事を行うという仕組みになっています。横浜市シルバー人材センターは、横浜市の外郭団体です。
 大貫議員に、シルバー人材センターの会員として8年間、緑区の長坂谷公園で指定管理者のもとで働いていた方から、偽装請負の疑いがあるとの相談がありました。
 調べたところ、今年7月に神奈川労働局からシルバー人材センターに指導票が出されていました。指導票では、作業者が発注者から作業指示を受けている場合や、発注者が作業者に作業時間や時間外作業を指示した場合には労働者派遣と判断されることがある指摘され、改善の指導がなされています。
 大貫議員は、雇用関係にない公園の指定管理者がシルバー人材センターの会員に指揮命令を出していた疑いがあり、そうなると偽装請負が疑われると指摘しました。
 経済局長は、違法状態の偽装請負とは受け止めていないが、指摘を真摯に受け止めて改善に向けて指導していきたいと述べました。

※経済局における大貫憲夫議員の質問と答弁はこちらをご覧ください。

 

岩崎ひろし議員が決算特別委員会・道路局で質問
高速道路優先ではなく、生活道路優先に

高速横浜環状道路整備費は、2009年度の約100億円から、2015年度予算では3倍超の約300億円に跳ね上がっています。
 岩崎議員は「私の調査では、他の政令市で道路関係事業費の3分の1も高速道路に配分しているところはありません。一方、生活関連道路費は、毎年、不当に低い水準で抑えられています」と述べました。
 岩崎議員は、なかなか進まない生活道路整備の実態を、戸塚区を例にあげて具体的に示し、市長は高速道路と生活道路のバランスは取れているといつも答弁するが生活道路は後回しでバランスは取れていないとして、「横環に偏重した予算配分を改め、生活道路を重視した配分にする必要がある」と主張しました。
 道路局長は、横浜環状道路は市民生活の利便性向上や横浜経済の活性化に欠くことのできない道路だとして、横浜環状道路工事の整備とともに、生活道路の整備や維持管理、保全にもしっかりと取り組んでいくと、答えました。
 日本共産党は横浜環状道路には反対ですが、工事が強行されている以上、地域住民への被害、損害、負担等の軽減に市が責任をもつよう求めました。

※道路局における岩崎ひろし議員の質問と答弁はこちらをご覧ください。

 

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