日本共産党横浜市議団が予算要望懇談会を開催
国土強靭化よりも市民要望の実現を
日本共産党横浜市議団は7日、予算議会に向けての市政懇談会を開きました。会場いっぱいの約70人の市民が参加しました。
最初に、大貫憲夫団長がパワーポイントを用いて、横浜市2014年度予算案の特徴について説明。林市政は、安倍政権の国土強靭化に沿った高速道路や巨大港湾整備の推進や、安倍「教育再生」に従った英語教育やグローバル人材育成などを重点的に進めようとしていると述べました。
会場からは、津波対策や防災訓練、狭あい道路や急斜面地などの防災面について、消費税増税の市民生活への影響、地球温暖化対策、介護保険、放射能対策、特別養護老人ホームなど、多岐にわたる質問や意見がだされました。
年金者組合の方からは、昨年12月議会に年金者組合が出して不採択になった高齢者に対する肺炎球菌ワクチン接種への助成が新年度予算に含まれているようだがどういうことかと質問がありました。古谷やすひこ議員は、詳細は不明だが法律の改正により助成されるようになったが、これも市民の方々の運動の成果だと答えました。
また、橋梁の耐震化は進んでいるようだがトンネルはどうかという質問について、岩崎ひろし議員がトンネルなどの道路関連の耐震調査を行っており今年度中には調査結果が出ると答えました。
太陽光パネルへの助成がなくなったようだがどうかという質問に対して、大貫議員は現在、地球温暖化対策実行計画改定素案に対する意見募集が行われているが、太陽光発電に対する目標値(2020年)が50%から5%に減少していることからも、地球温暖化対策に対する市の姿勢が後退していると指摘しました。
最後に、岩崎議員が3月25日までの予定で開催中の議会で、市民要望の実現のために力を尽くすと述べました。
教育シンポジウム
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「こんにちは横浜市議団です」2014年2月12日(PDF版)