今度こそなんとしても中学校給食の実施を実現させたい!
日本共産党は24日、「中学校給食をめざす会」(代表、柴田由美子)の方々と懇談し、横浜市でなんとしても中学校給食を実施させようという共通の課題について話し合いました。「めざす会」からは柴田代表はじめ都筑区在住の会員の方々ら7人が参加し、党市議団からは大貫憲夫団長、岩崎ひろし副団長、あらき由美子、白井まさ子、古谷やすひこの各市議と事務局員2名が参加しました。
「中学校給食をめざす会」は、中学校給食の実施を求める市民の方々が今年5月に立ち上げた団体で、現在署名活動に取り組んでいます。柴田代表のお話では、都筑区で6月から署名活動を開始、市内小学校の運動で署名を求めたり、友人知人にも呼びかけ、約3000筆の署名が集まったということです。柴田代表は、子どもの貧困が問題になり貧困対策法が成立した昨今、日本の子どもたちが心配しないで給食が食べられるようにという思いで、「めざす会」の代表についたと述べました。他の会の方々からも、長年中学校給食を求める運動をやってきたが今度こそは実現にこぎつけたい、小学校で好評の給食を中学校でも実施できるようにがんばりたい、お母さんが一生懸命つくっても弁当に必要な栄養を詰め込むことはできないからこそ中学校給食が必要など、中学校給食に対する思いがそれぞれ述べられました。
大貫団長は、中学校給食の実施は共産党議員団がずっと言い続けている要求であり、今夏の市長選挙を契機に実現に近づけたいと述べました。白井議員は、いま行われている横須賀市長選挙で、岸まきこ候補が中学校給食の実現を公約にあげたところ自民党候補も公約に上げざるを得なくなったという話を自民党市議から聞いたことを紹介しました。
足立党事務局長は、横浜市が中学校給食を拒否している理由のひとつは給食より弁当が優れているとする教育委員会の態度であり、もうひとつの理由は最大会派である自民党が給食に消極的であると指摘。しかし、常任委員会では個々の議員は給食を望むような発言もしていることから、古谷議員が個々の議員に直接話をしたらどうかと提案しました。