○竹内康洋副委員長 次に、古谷靖彦委員の質問を許します。
◆古谷靖彦委員 日本共産党、古谷靖彦です。どうぞよろしくお願いいたします。 送配水管の更新について伺っていきます。 スライドを御覧ください。(資料を表示)耐用年数を超えた送配水管の状況が少し書かれていますが、スライドで法定耐用年数、想定耐用年数それぞれ超過しているもの、こういうものが表記されているので、ちょっと御説明いただければと思います。
◎小西配水部長 送配水管の総延長約9300キロメートルのうち、局が独自に設定した想定耐用年数を超過している管の延長は令和5年度末時点で約475キロメートルとなっております。この475キロメートルの内訳としましては鋳鉄管が約100キロメートル、鋼管が約30キロメートル、硬質塩化ビニルライニング鋼管が約220キロメートル、耐衝撃性硬質塩化ビニル管が約120キロメートルとなっております。
◆古谷靖彦委員 法定耐用年数と想定耐用年数は何が違うのか、伺います。
◎山岡水道局長 法定耐用年数等は地方公営企業法で定められている会計処理上の耐用年数を示しておりまして、管路は一律40年ということになっています。また一方で想定耐用年数でございますが、これまでの使用実績の知見から、管の材質でありますとか管をポリエチレンスリーブで覆っているか否かによって局が独自に設定した耐用年数となっております。
◆古谷靖彦委員 ありがとうございます。局が独自で想定された想定耐用年数でも475キロあると。これはいつまでに更新するのか、伺います。
◎山岡水道局長 漏水リスクの高い鋳鉄管及び硬質塩化ビニルライニング鋼管、これは今後10年程度で解消を目指してまいります。鋼管につきましては耐震性を有しておりますので可能な路線は延命化をしますが、漏水履歴など管の状況を確認しながら更新時期を判断していきたいと考えています。また漏水リスクの低い耐衝撃性硬質塩化ビニル管につきましては、発災時を考慮いたしまして震度7や液状化が想定されるエリアに布設されている管を優先してできるだけ早期に更新を図ってまいります。
◆古谷靖彦委員 非常に課題として大きな課題だなと思いながら見ておりました。しっかり市民生活の安全性を保つように改善を図っていただきたいと思います。 次に、老朽化した給水管の改善について伺います。 市内の給水管の老朽化の状況を伺います。
◎渡邉給水サービス部長 令和5年度末でございますが、配水管から分岐して各御家庭などに引き込まれている給水管、総数で約78万か所ございますが、このうち比較的漏水の多い管の内面に防食処理がされていない鋼管やビニール管などの老朽化した給水管は全体の約5%に当たる約4万か所が残っております。
◆古谷靖彦委員 4万か所残っているということなのですが、スライドを御覧ください。(資料を表示)これが老朽給水管の改良促進事業になります。10年で予算等々を出してもらいました。応募状況を見ると実は減って出るのです、申込み状況を見ると。これはニーズが減っているということなのでしょうか。
◎渡邉給水サービス部長 これは市民の皆様からの申請に基づいてやっていただいている事業でございますが、なかなか認知度が高まっていないことが原因の一つかなと考えてございます。
◆古谷靖彦委員 そうすると、局長、これは増やさなければならないという認識がありますか。
◎山岡水道局長 この予算をちょっと御覧いただきたいのですけれども、平成26年度からスタートした事業で約2億円をかけてやっております。我々としてはこの2億円については原資が水道料金となっておりますので、水道料金となっている中で個人の所有の給水管の改良を進めていくにはやはり限界があると考えておりますので、この2億円を上限として考えております。
◆古谷靖彦委員 2億円の話は聞いていなくて、申込みの状況が減っていることについて増やさなければならないのではないですかと聞いたのですけれども、いかがですか。
◎山岡水道局長 大変失礼いたしました。この申込みの状況がこれまで以上に減っていくということは避けなければならないと考えておりまして、適切な周知を図っていかなければならないかなと考えております。
◆古谷靖彦委員 ありがとうございます。周知を図らなければならない、あるいは啓発していかなければならないと先ほどからお答えになっているのですけれども、一方で1件当たりの工事の金額を見ると、10年前からいくと4倍になっているのです。そうすると、この件数、申込みの状況を増やせば必ず予算を増やさなければならない。今回の予算では2億2500万円でしたか。だから、ちょっとこれでは啓発したらまた予算が足りなくなるということになりませんか。
◎山岡水道局長 我々としては、この2億円をしっかりと活用していきたいという思いがございますので、この2億円をしっかりと活用していくような周知をしていきたいなと考えております。
◆古谷靖彦委員 ありがとうございます。これは10年前から金額が変わっていない、しかも1件当たりの工事費が増えていますから、結局実施する件数が減っているということになります。これは見てのとおりなのですけれども。これだと、これだけ強調されて、能登半島地震を受けてやはりここは強化しなければならないのだというところが実は件数が減っているということになれば、これはちょっとまずいのではないかなと思っているのです。なので、どういうふうにこれを改善していくのかというのは、もちろん水道局自身もそうなのですけれども、副市長、これは改善を図るべきだと、何らかの検討を図るべきだと思いますが、いかがですか。
◎大久保副市長 先ほど局長が御答弁申し上げましたが、水道事業につきましては皆様から頂いている水道料金で事業運営を行う受益者負担が原則でございます。また一方で、給水管につきましては給水管の所有者がその給水管の整備、管理を行っていただくというのが原則になります。今、委員は恐らく一般会計からの繰入れということも視野に入れて御質問いただいているのだと思いますが、一般会計から公営事業への支出に関しては御承知のとおりだと思いますが、総務省からの繰り出し基準というのがございまして、その繰り出し基準の範囲の中で繰入れをすることができるということになっております。水道の施設の耐震化、老朽化に対する一般会計の支出ということは認められておりますけれども、給水管に関してはその対象にはなっていないということでございまして、一般会計からの繰入れはバランスという点からも、また国の考え方からしても難しいと考えています。
◆古谷靖彦委員 ありがとうございます。局長、本当に答えていただいてありがとうございます。手足を縛られたままこれを進めようとしても、なかなかできないのではないかなと私は思っています。なので、この課題を前に進めようと思えばやはり何らかの工夫が当然必要だと思いますので、それはぜひ検討いただきたいと思います。 次に伺います。水道橋の更新について伺っていきます。 現在、市内の水管橋を行政区別で出していただきました。(資料を表示)820か所あるそうです。続けて、これらを設置年度で分けてもらいました。これを見ると、小さい字であれなのですけれども、一番左端に不明というのも9橋あると聞いています。不明というのはちょっと恐ろしいなと思うのですが、一番古いので昭和27年となっています。現在の市内水管橋の耐震性の状況を伺います。
◎鈴木担当理事兼水道技術管理者 水管橋の8割を超える700橋弱については、耐震管であります溶接継ぎ手の鋼管ですとかステンレス管を採用しております。またダクタイル鋳鉄管を用いている約100橋につきまして、そのうちの30橋について継ぎ手の部分が耐震性のある継ぎ手を採用しています。
◆古谷靖彦委員 その820橋の管をどういうふうに維持管理というのですか、更新していますか。
◎鈴木担当理事兼水道技術管理者 毎年、現存する水管橋を1年に1回、目視で点検をしておりまして、その状況に応じて塗装のやり替えですとか、そういったことをやっているという状況でございます。
◆古谷靖彦委員 ありがとうございます。そういうふうに状態監視で確認されて、必要な塗装であるとかをやられていると聞いています。状態監視で確実に安全性というのは担保できるのでしょうか。
◎鈴木担当理事兼水道技術管理者 目視点検による状態監視を毎年実施しておりますけれども、補修、それから更新の判断をそれでやっております。その結果を基におおむね10年に1回ぐらいの塗装の塗り替え、こういったものをやっております。現在実施している目視による外面の調査によりますと、外面防食の内側に劣化が生じてなかなか漏水自体を発見するのが難しいという状況になっています。このため、塗り替えのために外面の防食を剥がすのですけれども、そういったときに初めて分かるというところも出てきているのが事実でございます。
◆古谷靖彦委員 ありがとうございます。外からの状態監視だけだとなかなか厳しいという様子は私も伺いました。よく分かりますので、これは先ほども言われていましたが、状態監視だけでは駄目なのだということは一定地中に埋まった管と同じように更新の計画などもつくっていかなければならないと思うのですけれども、いかがですか。
◎山岡水道局長 外面の防食を更新するだけでは必ずしも漏水の防止につながらないことが分かってきましたので、現在、水管橋の劣化傾向等を詳細に分析する大規模調査を実施しております。今後はこの調査結果を踏まえまして、水管橋の材質や設置環境などに基づく更新基準を策定しまして効率的効果的な維持管理を行っていきたいと考えております。
◆古谷靖彦委員 ぜひ基準をつくっていただいて、それに基づいて適切に更新していただきたいと思います。 少し時間があるので、その他で伺います。 埼玉で一昨日、管が破裂をしました。それを受けて、今、本市が対応していることはありますか。
◎鈴木担当理事兼水道技術管理者 実際に陥没をするようなところというのは、例えば漏水がしていて、それに気がつかずにその穴が大きくなって陥没するということがあり得ると思うのですけれども、今1年に1回は路線を区切って道路にどのぐらい空洞があるかというような調査をしておりますので、そういったことは一つ対策ということではやっていることになるかなと思っております。
◆古谷靖彦委員 直接的に一昨日の事故を受けて何かやっているということはないということでいいのですか。
◎鈴木担当理事兼水道技術管理者 そういった面では、実際にあれを受けてすぐに新しく始めたということは特には今のところありません。
◆古谷靖彦委員 やはり埼玉の2つの事例を見て不安を持っている市民の方はたくさんいらっしゃると思います。局長、横浜市の水道管、今の状況ではああいうことは起こらないと断言できますか。
◎山岡水道局長 全く起こらないということは否定できません。起こることもあるかなというふうにも考えております。
◆古谷靖彦委員 では、そのために、ぜひこういうふうにしていきたいのだと、埼玉の事例を受けて、こういうふうに私たちとしてもしていかなければならないということはありますか。
◎山岡水道局長 これはしっかりと計画を立てて更新をしていく、これが本当に重要かなと思います。これから重要施設の管路の耐震化も進めなければなりませんけれども、経年化している施設がまだ多々ありますので、そういったところの漏水リスクも考慮しながら、全体のバランスを取りながら、しっかりと更新計画をつくって対応していくべきだと考えております。
◆古谷靖彦委員 通告なしの御質問にありがとうございます。本当に水道事業は厳しい、いろいろな運営のお金の問題、大変厳しい状況だと思いますが、これは適切に維持管理をしていただきたいということをお願いして、質問を終わります。
議会での質問・討論(詳細)
2025年2月25日



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