【報告者:古谷やすひこ 2025年6月25】
今日、予算要望の懇談をしたのは、横浜市社会福祉協議会の児童家庭支援センターの分科会の皆さんです。
児童家庭支援センターって皆さん知ってらっしゃるでしょうか。これは、児童相談所などで、入所までにはいたらないけど在宅での生活を支援する。そういうセンターです。ここは、今、虐待児童などが多い事案の中で、めちゃくちゃ重要な役割を果たしているところです。ここが、なかなか光が当たってない施設です。
要望が出された一つ目は、いま区毎に児童家庭支援センターが設置されています。しかし、区毎で一カ所、人口が違いますから、それだけでは公平性に欠くということが指摘されています。これは、ぜひ市に対しても要望していきたいと思います。
また、運営費の算定について、相談の件数に応じて算出するということなので、これもまた18区の児童家庭支援センター全てが全く数が違うんですよね。その中で、算出しているというのではなくて、実際にそのセンターが対応している対応状況に基づいて、算定方法を変えるべきではないかという要望が出されていますので、それもぜひ当局に提案をしていきたいと思います。
またこういう所は、本当に職員の採用が厳しい状況です。相談支援職員や心理士さん。その職種にふさわしい賃金が支払われるような課配もぜひお願いしたいということでありました。
横浜市の養護児童対策地域協議会。これは養護児童に対応する場所ですが、その中に、児童家庭支援センターがしっかり位置づけられてないということなので、これだけ重要な施設ですから、しっかり位置づけられるように私たちからも言っていきたいと思います。
そういうことも含めて、子ども青少年局と児童家庭支援センターの分科会が定期的な協議をしたいということなので、これはあまりハードルを上げずにぜひやっていただきたいと思います。こういう施設で働く方々、本当に大切にしないといけないと思います。今日受け止めた要望をしっかりと市に届けていきたいと思います。
