児童虐待対策に児童心理司・福祉司などの専門職を増やせ
横浜市議会では2010年度決算特別委員会が始まり、初日の28日にはあらき由美子議員が児童虐待対策、保育所問題、中区の富士見・吉田中学校統合問題について、市長や関係局長などに質問しました。
昨年度港北区や戸塚区でおきた児童虐待問題をきっかけに、市は児童虐待対策プロジェクトを立ち上げ、中央児童相談所の虐待対応・地域連携課を設置するなど、虐待対策の強化に取り組んでいます。
ところが、横浜市はこの4年間で人口が12万人増えているのに、児童心理司、児童福祉司いずれも2人減っているとあらき議員は指摘し、児童虐待の対応の要となるこれら専門職の増員を求めました。さらに、今後も虐待を含む養護相談件数が増えることが予想されることから、より身近な区役所で相談・対応できる体制が必要であり、そのための職員体制を増やす必要があると主張しました。
林市長は、検討していきたいと応えました、
保育所問題について、あらき議員は保育所待機児童の解消に既存保育園を活用することや、保育の質確保のために民間保育所運営の監査を強化すること、災害時などに備えて保育士をさらに加配することなどを求め、市長は検討していきたいと答えました。
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