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2025年5月24日

【議会リアル】市長が提案した議案に対して私たちが主張したこと

【報告者:古谷やすひこ 2025年5月24日】

5月24日、第2回定例議会の議案関連質問の本会議が開かれました。今回は市長から20本の議案が提案されました。比較的軽い議案でしたが、その中で私たちは3本に絞って質問しました。

一つは公園のトイレ維持管理の不全によって事故が起きた事例がありました。これについては維持管理費用にしっかり予算を充てるべきであると提案

もう一つは横浜市の一般職員の休暇に関する条令の一部改正がありした。介護離職防止のための雇用環境を整備することという条令ですが、私たちはこれに関連して、不登校児童生徒が増え続けていてそれを見ている保護者の方の休暇の問題を取り上げました。「職員の介護休暇に関する質疑応答」という文書で、子どもが不登校の場合に介護休暇を付与できるのかという問いに、単に不登校だという申請だけでは認められないと書いてあります。ただ疾病に起因するものであり、職員が世話しなければならないということであれば、認められるということで、診断書も必ず必要というわけではないということです。明確な診断が、不登校の場合はついていない場合が多いですし、グレーゾーンが多いということですから、実情に合わせた運用に切り替えていくべきであるということも主張しました。

また、市税条例の一部改正もありました。これについては、いわゆる「103万円の壁」の問題を、条例改正で切り替えていくものです。それ自体は、良いことではあるのですが、一方で、やっぱり経済的な事情によらず、学生が学業に専念できる環境を作ることこそ重要だと思います。そのことを申し上げておきました。また個人住民税についても、所得税同様に基礎控除額を引き上げるように国に求めるべきであるということも見解として述べました。また、今回補正予算がついていませんでした。歴史的な物価高騰の中で、補正予算が組まれないというのはおかしいということで、今の市民の実情を知っているのですかと。改めて横浜市に対しては、補正予算をつけるべきだということを申し上げて終了いたしました。これらの議案については、これから常任委員会に付託されて議論が進められます。


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