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関内駅前の再開発が動き出しています。旧市庁舎街区の再開発とは別に、2つの高層ビル建設計画が進んでいます。5月1日に公表された横浜市の今後4年間の「横浜市市街地開発事業費会計 会計運営計画」によると、総事業費約940億円にのぼる関内駅前地区の2つの高層ビル建設(「港町地区」と「北口地区」)に対して、約210億円の公費投入を行うとしています。(2024年~2030年度の期間)
公共施設は交通広場と道路拡幅のみ
2つのビルは三菱地所等の民間事業者が建設し、商業施設、業務施設、住宅などが入る計画です。横浜市は、事業の目的について、「『観光・集客』に資する回遊性のある歩行者空間の整備を図る」などとしていますが、210億円もの公費を投入することにに値する「公共性」が本当にあるのかが問題です。整備される公共施設は「交通広場」と、狭あい道路を広くする「区画道路」しかありません。計画素案が示された4月19日の常任委員会で、党市議団は、このような民間高層ビル建設への補助金は抑制すべきで、投入する公的資金は慎重に精査すべきと指摘しました。
今年度中に、都市計画を決定し事業計画認可等に進むとしています。引き続き、税金の使い方として適切なのかチェックし、大幅な減額を求めていきます。
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浜名湖花博を視察
3月23日~6月16日で静岡県浜名湖ガーデン パーク他で開催されている浜名湖花博2024を 視察しました。平日でしたが、人の入りは 多く、来場車は浜松ナンバーが大半を占めていました。会場は改修を進めている既存の公園を活用しているので、運営費含む全体予算は約14億7400万円。視察報告は後日団ホームページで掲載する予定です。