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日本共産党横浜市議団は、2月2日にオンライン、3日に金沢区、4日に青葉区にて、市民要望を直接聞く懇談会を開催しました。
はじめに党市議団古谷やすひこ団長が先日発表された横浜市の新年度予算案の特徴や注目点を紹介し、寄せられた要望と党市議団の受け止めを交流しました。
金沢区は44人、青葉区は54人が参加しました。 寄せられた主な要望は下記の通りです。
①バス便を減らさないで。
市民の移動を支える施策の拡充を。敬老パス制度を守り、JRや私鉄などにも使えるよう拡充を。
②横浜市の災害対策の強化を。
特に防災拠点・避難所の拡充を。避難所のエアコン・暖房設備の確保や、水・食料、毛布などの備蓄状況の課題の早期解消と、対策に女性や障害者の視点を入れて。
③誰もが安心して暮らせるまちづくりを。
車道だけでなく歩道の補修整備を。公園にトイレをつけて。歩行者が腰掛けられるベンチの設置を。
④ゴミ集積所の改善、リサイクル・温暖化対策促進など。
ゴミ置き場のカラス対策はネットだけでなく「箱形」のものを。木材や枯葉などのリサイクル促進を。みどり税をとるならしっかり緑地を守ってほしい。市として、温暖化対策に更なる予算をかけてほしい。
⑤教育環境の充実・不登校対策を。
中学校給食は、デリバリーではなく小学校のような学校調理方式を基本にしたものに。半数の学校で学校調理が可能なのだから、できるところからはじめてほしい。小中合わせて8000人を超える不登校生徒一人ひとりに心を寄せた対策強化を。少人数学級の推進や教職員増が必要。個別支援級の人数の多さに驚いた。丁寧な対応が必要なところにこそ人手と予算を。
⑥安心のまちづくりを。
夜道が暗くて不安。外灯の設置増を。自転車と歩行者の事故が多く、歩道走行の禁止徹底や小中学生が交通ルールを学べる取り組みなどの強化を。市が進めようとしている特別市の取り組みは良く分からない。区独自の課題解決が進むような予算の付け方を。
⑦身近なところに図書館を。
図書館が少なすぎる。人気のある本は買い増してほしい。地方新聞の常備を。開所時間をのばして。コミュニティ―センターの図書室の機能強化を。
⑧高齢者支援の充実を。
補聴器購入補助の創設、国保・介護料の引き下げを。
その他に道路標識の改善、踏切の立体交差化など多くの要望が寄せられました。実現に向けて、議会で役割発揮できるよう頑張ります。今後も出張懇談会を行っていく予定です。よろしくお願いします。