2023第3回定例会(9/5~10/19)で提出された請願の各会派の賛否理由(常任委員会)と結果をお知らせします。日本共産党(5人)は、請願は市民の切実な声であり、採択を求めましたが、残念ながら賛成少数で不採択になりました。引き続き市民の声を大切にする市政になるよう力を尽くします。
女性(女子)差別撤廃条約選択議定書の早期批准を求める意見書の提出方について(常任委員会での態度)
共産党 〇
自民党 ×
公明党 ×
立憲民主党 〇
維新の会 ×
【各会派の賛否理由(要約)】
9月13日 政策総務財政常任委員会
日本共産党・古谷やすひこ議員(鶴見区)採択
是非、採択を求めたい。日本のジェンダーギャップ指数の低さの改善っていうのは、本当に強く求められるところだと思う。しかしながらその改善の道がなかなか遅々として進んでない。今請願の趣旨で述べられていることはもっともだし、早期に改善が必要だし、国に対しても横浜市会一丸となって意見書の採択やるべきだと思う。
自民党・青木 亮祐議員(保土ケ谷区)不採択
この選択議定書では個人通報制度が規定をされていて、条約の実施の効果的な担保をはかると、そういった趣旨から注目すべき制度であることは考えられる。一方で、政府においては、個人通報制度の受け入れにあたっては、我が国の司法制度や立法政策との関連での問題の有無や、同制度を受け入れる場合の、実施体制等の検討課題があると認識しているとの見解が示されている。その為、引き続き慎重に議論を行う必要があると考えるので、早期批准を求めるという本請願については、今回は我が党といたしましては不採択とさせていただきたい。
公明党・中島 光徳議員(戸塚区)不採択
発言無し
立憲民主党:大岩 真善和議員(旭区)採択
我々の方は、紹介議員になっているし、この請願に書かれた通りジェンダーギャップ指数が日本の順位が160カ国中、125位というまだまだこの部分進めていかなきゃいけないという考えがあるので、我々としては採択でお願いしたい。
日本維新の会・柏原すぐる議員(鶴見区)不採択
我が会派としては、性別にかかわらず平等に権利が保障される社会を当然目指している。大阪市会においても、令和3年の9月に、同じ議定書の速やかな批准に向けた環境整備を求める意見書が、全会一致で採択されたと聞いている。しかしながら、本市会においては、先程自民党様の説明もあったけど、この意見書提出に際して慎重な議論ができていない。そしてまずは、環境整備が必要であるということから、今回は不採択とする。
【9月21日 本会議での結果】
賛成:共産5、立民14、無所属1
反対:自民34、公明15、維新8、民主4、無所属3
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です。