7月10日、日本共産党横浜市議団は、神奈川・横浜の夜間学校を考える会と横浜市の来年度予算編成に向けて懇談し、要望を受け取りました。
同会からは安田隆代表ら、4人が出席し、党市議団からは白井まさ子、古谷やすひこ両副団長、宇佐美さやか、大和田あきお議員が出席しました。
同会から寄せられた12の要望項目のうち6項目を紹介します。
①蒔田中学校の夜間学級の見学を実施してください。
②蒔田中学校夜間学級のPRを抜本的に改善してください。PRポスターを作成し、市役所、出張所・公共施設・コンビニ等に広く掲示してください。
② 横浜市在住又は在勤でない人も蒔田中学校夜間学級に入学できるよう求める。
③ 日本語力の不十分な生徒のための「日本語特別クラス」を設置を。
④ 随時入学受け入れを原則とし、少なくとも12月までは受け入れを。
⑤ 入学条件には、夜間中学は既卒者の受け入れを可能としている通知等を踏まえ「学齢超過者(不登校・引きこもりの若者等)」の進路先の一つであることをわかりやすくPRし、門戸を広げてください。
⑥ 給食を夜間中学でも実施すること。
安田代表らは、令和5年度から実施される、夜間中学にも就学援助の対象が広がったことを感謝しますと述べました。また、横浜市教育委員会として、神奈川県教育委員会が主催する「相模原市立夜間中学校広域連絡会」にも参加し、必要な情報交換と連携が図られていることも歓迎すると述べました。
その上で、引きこもりや登校拒否になってしまう若者が増えているなかで、夜間中学校は居場所づくりになる。卒業しても勉強し足りなかった、もっと学びたいと望む人たちが来られるように、夜間中学の周知・PR活動の更なる徹底を求めました。