市政ニュース
2018年6月26日

市民の暮らし支える施策にこそ予算を-市民要望懇談会を開催

市政懇談会 日本共産党横浜市議団は6月25日(月)、横浜市技能文化会館で、来年度の予算編成に向けた市民要望懇談会を開き、市民から市政に対する要望をお聞きしました。会場には52人が集まり、16人が市政に対する要望など発言しました。

 はじめに、あらき由美子団長(南区選出)は、前回の市議選で、党市議団は5人から9人にとなり、8つの常任委員会すべてに党議員が所属し、行政の動向把握が全分野でできるようになったこと、本会議の質問時間も11分から21分に増えたことなどの条件を生かして、市民要望の実現を行政に迫り、様々な成果を築いてきたことが紹介しました。具体的には、特養ホーム増床整備数/年の倍増(300→600)、や小児医療費助成が小1から中3まで拡大、申請抑制的だった生活保護のしおり改善など21項目です。

 党議員団の議員が増えれば増えるほど市民要望実現の条件が広がると述べ、来年の地方選挙では、カジノ推進、中学校給食否定の自民党、公明党に厳しい審判を下すチャンスだと訴えました。

 会場からは16人から要望の発言がありました。

「大阪地震のブロック塀事故を受けて、横浜も心配。通学路の安全対策を強めて欲しい」
「カジノは反対している人が大勢いる。誘致は絶対にやめてほしい」
「ハマ弁に公費投入ではなく、子どもたちの栄養バランスのためにも中学校給食の早期実現を」
「子どもの医療費が拡充されたのはうれしいこと。でも一部負担金と所得制限を撤廃してほしい」
「国保の窓口10割の資格証明書がゼロになって良かった。ただ、強引な差押などを何とかしてほしい」
「生活保護のしおりが改善されて良かった。次は窓口対応の改善を」
「就学援助の入学準備金が入学前に支給されるようになって良かった。ただ、修学旅行費が中学で約5万円、小学で約2万円など高額になっている。この前倒し支給を」
「横浜は山坂が多く、高齢者などが増え買い物などの移動に困難を抱える人が増えてきた。移動手段の拡充策としてコミュニティバスやバス路線の新設、延長など拡充を」
「片側しかないバス停は両方つけて」
「横浜市障害者就労支援制度で週1日でもアルバイトをしていると利用できない状況を何とかしてほしい」
「津波対策や防災対策が心配。無電中化を早く進めてほしい」
「片側しか歩道がないところがあって危ない。両側につけてほしい」
「区役所が移動し、期日前投票所が行きづらい。もっと利用しやすいところに」
「マンションのスラム化が問題に。築40年を超えるところは建築基準法違反が目立つ。基準の徹底を」
「道徳教育が導入されて心配」

など、多岐にわたって要望が出されました。


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