宇佐美さやか議員が決算特別委員会・水道局で質問
老朽管更新・耐震化、ペースアップを
宇佐美さやか議員は水道局審議で、川井浄水場のPFI事業、中村ウォータープラザの防災訓練施設、老朽管更新・耐震化の状況と次期中期経営計画について、質問しました。
近年、地震等の自然災害が多発していることからも、水道管の更新・耐震化事業を着実に行うことは急務です。しかし、9,100キロある市内水道管を今のペースで更新工事すると、70~80年かかります。宇佐美議員は、国へ補助金の増額を求めるとともに、一般会計からの補填を行って、更新ペースを上げるべきだと思うがどうか、質問しました。
渡辺副市長は、国に対して必要な補助金の増額を要望していくが、水道事業は受益者負担によって経営する公営企業であり、税金の投入は必要に応じて慎重に検討したいと答えました。
また、宇佐美議員はPFI事業として施設の建設・運営・維持管理を一括して民間事業者に委託している川井浄水場セラロッカの災害対策について、水道局として危機管理体制に責任をもって対応するよう要望しました。
※水道局における宇佐美さやか議員の質問と答弁はこちらをご覧ください。
北谷まり議員が決算特別委員会・市民局で質問
横浜文化体育館再整備、PFI方式でよいか
北谷まり議員は市民局の審議で、横浜文化体育館の再整備、市政等の広報と区役所の役割、犯罪被害者相談事業について、質問しました。
横浜文化体育館は、開業以来50年以上にわたって市民に愛されてきた施設です。今回老朽化に伴って再整備計画が進められており、固定席2,500~3,000、可動席2,000のメインアリーナと、1階が固定席500の武道施設と2階が固定席500~1,000のサブアリーナを建設する予定です。また、メインアリーナについては民間事業者が整備・運営・管理するPFI方式が検討されています。
北谷議員は、民間事業者が運営することにより収益事業を優先した運営方針になるのではないか、同事業者が指定管理者になるサブアリーナの管理・運営の公平性公正性は保てるのか、管理・運営の民間事業者の都合が優先され、市民が使えないような施設になってしまうのではないかと質問しました。
市民局長は、PFIの具体的な整備手法について現在検討中であるが、適切に管理・運営ができるよう検討していくと答えました。
※市民局における北谷まり議員の質問と答弁はこちらをご覧ください。
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「こんにちは横浜市議団です」2015.10.14号(PDF版)