日本三大ドヤ街の一つとして知られる横浜市中区の「寿町」。物価高騰が続く中、生活困窮者をめぐる環境がどのように変化しているのか、その実態を把握するため党議員団として現地視察を行いました。
一歩現場へ踏み込み、宿泊施設や一時生活支援事業を行う市設民営施設「浜風」などを巡る中で見えてきた寿町のリアルな現状と今後の課題について報告いたします。
2026.7.3
寿町が迎える変化「日雇い労働の街」から「福祉の街」へ
かつての寿町は、高度経済成長期を支えた日雇い労働者の方々が多く暮らす街として知られていました。しかし、今回の視察を通じて改めて実感したのは、高齢化の進行とともに「高齢者が暮らす福祉の街」へと明確に変容している点です。
街の中にはデイサービス施設などが新設され、福祉的なケアの動きは着実に広がっています。一方で、居住環境(住まい)そのものに目を向けると、依然として狭小な住環境が多く残されており、住みよさの面では以前と変わっていない課題も浮き彫りになりました。
現場を支える支援施設「浜風」の実態
今回の視察では、生活困窮者の方々を直に支えている一時宿泊施設「浜風」の取り組みも拝見しました。
現場では、厳しい生活状況に置かれた一人ひとりに寄り添い、底支えするための懸命な支援が続けられています。物価高など社会状況の影響を直に受ける最前線において、こうした施設の果たす役割は極めて大きく、スタッフの方々の尽力に深く敬意を表する次第です。
今後に向けた決意 行政への提言と支援の拡充
寿町が抱える住環境の改善や、高齢化に伴う適切な福祉サービスの提供など、課題は未だ山積みです。
現場の声をしっかりと受け止め、「横浜市として何ができるのか」「困窮者支援の現場をどうバックアップしていくべきか」を問い直し、具体的な政策・改善案として市へ提言を行ってまいります。
誰もが安心して暮らし続けられる社会の実現に向け、引き続き現場主義で取り組んでまいります。
