【報告者】古谷やすひこ 2026年6月7日
第二回定例会の最終日に皇室の伝統を踏まえた安定的な皇位継承の確保に向けた国会論語を進めるための意見書提出というものが出されました。私たちは採択すべきでないと反対しました。
私たちがなぜ反対したか。私たち日本共産党は、日本国憲法にある象徴天皇制も含めて憲法の全条項を尊重するという立場であります。憲法の三大原則の一つである基本的人権の尊重の中には、男女平等が当然あります。今国会で議論されているのは、私は問題があるというふうに思っています。女性天皇や女系天皇という重要な選択肢を論議の対象から事実上排除して、男系男子による継承を不動の前提としている点で、憲法の理念とは整合性が取れないというふうに思います。
私たちは日本国憲法に照らせば、多様な国民によって構成される社会の象徴である天皇については、男性に限定しなければならない合理的理由はないというふうに思います。女性天皇を認めることこそ憲法の理念と整合性があるものではないかと。女系天皇についても同様に論議の対象とするべきだというふうに思っています。
私たちは象徴天皇制を維持していくためにも、国民の理解と合意を土台にしなければならない、論議は不可欠であると思います。各種論調査を見ても、女性天皇を認めることへの賛成は多数を占めています。にもかかわらず、女性天皇、女系天皇を論議の対象にしないということの結論を急ぐのは、私は不適切だというふうに思います。求められているのは、憲法の理念と国民の総意を踏まえて、女性天皇や女系天皇を含めて幅広く検討することだと思います。
