6月5日の横浜市会本会議で、白井まさ子議員(港北区)は、「皇室の伝統を踏まえた安定的な皇位継承の確保に向けた国会論議の促進を求める意見書」に反対しました。
この意見書は、皇族数の減少などを受けて国会で行われている皇位継承に関する協議について、早期に結論を得るよう国に求めるものです。現在の国会では、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案や、旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える案を中心に議論が進められています。
白井議員は、日本共産党が日本国憲法の全条項を尊重する立場であり、憲法が定める男女平等の原則を重視していると強調しました。そのうえで、安定的な皇位継承のあり方を議論すること自体は重要だとしながらも、現在の国会議論が「男系男子による継承」を前提として進められ、女性天皇・女系天皇という重要な選択肢が事実上排除されていることを問題視しました。
白井議員は、「憲法は男女平等を定めており、天皇を男性に限らなければならない合理的理由はない」と指摘。女性天皇・女系天皇も含めて幅広く議論することが必要だと訴えました。
また、旧宮家の男系男子を皇族とする案についても、「戦後80年以上一般国民として暮らしてきた人々を皇族とし、その子孫に皇位継承資格を与えることについて、国民の理解と支持が得られるのか疑問がある」と述べました。
白井議員は、「憲法の理念と国民の総意を踏まえ、女性天皇・女系天皇も含めて検討すべきであり、現在の議論の進め方を後押しするこの意見書には賛成できない」として反対しました。
