古谷議員: 日本共産党を代表して、市長に市153号議案について、党を代表して質問させていただきます。 まず、議員の歳費について入っておりますが、全国トップクラスの議員歳費を今の経済状況の中、上げる必要がないと思います。今政治家に求められるのは、市民の痛みに寄り添う政治姿勢であると思います。今回の議案については、別々に審議することが妥当だったと考えます。
山中市長: 最初に、先日の代表質問に際しまして、古谷議員に申し上げましたが、当該幹部職員は守られるべきであり、この件を問われこれからのやり取りにおいて、心情的に追い詰められるような状況は避けなければなりません。今後は議会において決議をいただいた第三者の調査において、私と当該職員との間にどのような経緯があったのか客観的な視点から、検証していただくことが最善であると考えております。 まず、予算の審議は適当なのかというご質問がありましたが、市長としまして市民生活の安心安全及び横浜経済の成長発展に向けて、しっかりと職責を果たしていくことが最重要であると考えております。
古谷議員: 次に、市長の給与の額に関する特例の附則について伺います。 先ほどのやり取りを聞いていると、第三者の調査の結果が出る前に判断できないから受け取れないということですが、では今行われている市長提案の予算審議、この第三者による調査の結果が出る前に判断できないのではないでしょうか。市長、伺います。
次に、この市長の給与の額に関する特例の附則について、週刊誌報道でお騒がせしたという附則をつけられています。現任期中に限り増額しないで据え置く、このきっかけになった週刊誌報道について伺います。 2月20日の本会議で質疑のあった5点について引き続き伺います。先日の市長答弁では、週刊誌報道をされ、パワハラ事例として出されている5点のうち「ジャブ発言」については「認識しております」と答弁されました。議員の容姿を揶揄した発言と指で銃を撃つポーズについては、人事部長に向けた二点については「認識していない」、そして人事部長を出禁にしたことと、「TICAD誘致できなければ切腹だからな」という発言については「認識の相違がある」ということであります。そこで伺いますが、「認識していない」とされた指で銃を撃つポーズを人事部長に向けた等については、市長は発言していない、認識していないとお答えになりましたが、その通りでいいのかまず確認で伺います。
そのうえで、1月16日の市長の記者会見、私はもう1回、1時間半の記者会見を見返しました。ホントに厳しい記者会見だったなと思っています。で、「ポンコツ」「くず」といったものが人事評価として言ったと市長が会見で述べられている様子が映像で残っております。 「今後言動については気をつけてまいります」とわざわざ話されております。一方で、2月20日の本会議答弁では市長は否定をしました。市長はそういった発言を言ったのか言ってないのか、どちらなのか伺います。
次に「おばさん」との発言、人事評価として双方話したと記者会見でも話しております。「おばさん」という表現は人事評価に必要なのかどうか、市長の見解を伺います。 大久保元副市長に対して「だちょう」だと言ったことは、会見の中でお答えになっています。その通り市長は発言したのかどうか、確認のため伺います。
山中市長: 市第153号議案についてご質問をいただきましたが、ご質問の1つ目から4つ目の私の発言に関する認識を問われましたが、第三者による調査対象事項に含まれ得るものでありますので、調査対象の私が答弁申し上げることは適切ではないと考えるため、回答は差し控えさせていただきます。
古谷議員: 「認識の相違がある」と言った市長室への出禁の問題。記者会見の中ではそんなことはありませんとお答えになっていました。一方で、市長はその中でも三日間は出入りできなかったことがあるというようにも言っております。1月15日の人事部長の記者会見以降、市長は人事部長と市長室で会ったことはあるのかないのか伺います。またその記録があるのかないのか、伺います。
山中市長: 当該幹部職員との打ち合わせについてですが、1月15日以降、打ち合わせは行っておりません。記録はございません。
古谷議員: この週刊誌報道について、市長は週刊文春に抗議したのかどうか、伺います。
山中市長: 週刊誌報道への抗議についてですが、行っておりません。
古谷議員: 昨年、神奈川新聞が報じた横浜国際プールの再整備計画案などの記事に対し、「公平性を担保した記事掲載を求める」と抗議文まで出して抗議したという報道機関への圧力をかけるようなことがされ、私も質問で取り上げ厳しく抗議しました。その際のやり取りで市長は抗議文の存在を「知らない」と述べ、自らの関与を否定しました。今考えれば、この時も「ジャブ発言」に基づいて、市長は怒っていると市長自身が発言せずに、周りに言わせた事例だったのではないかと考えてしまいます。そうだったのかどうか伺います。
山中市長: 過去の報道機関に対する事実確認についてですが、ご指摘のような事実はございません。
古谷議員: 2月20日の荻原議員に対して「私として会見の場をかりて、私の認識をご説明した通り」だと市長は答弁されました。1月16日の記者会見、市としてどういう位置づけなんでしょうか。正式なものであるとするならば、記者会見の記録を市のホームページ上に載せるべきではないか、見解を伺います。
山中市長: 1月16日の記者会見についてですが、1月15日の当該幹部職員の会見を受けまして、私の見解をお伝えしたものであります。
古谷議員: 市長は2月20日の答弁の中で、ご自身の発言についてパワハラかどうかの判断がつかないので第三者による調査も最善だとされました。そうすると市長はパワハラをはじめとするハラスメントへの正しい認識をお持ちではない、ゆえに正しい判断ができないということなのかどうか、伺います。
山中市長: 言動の認識についてお尋ねいただきましたが、ご質問は第三者による調査対象事項に含まれうるものでありますので、調査対象の私が答弁申し上げることは適切ではないため、回答は差し控えます。
古谷議員: もしパワハラの正しい認識がない市長が、正しい市政運営の判断ができるのでしょうか。例えば、横浜市懲戒処分の標準例の中でパワーハラスメントの条項があります。「職員が他者に対して、職務上の地位や人間関係など職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為のこと」と規定されています。全ての職員はそれに基づいて最終権限者である市長から懲戒処分を受けることになります。そもそも市長は職員に対して正しい処分を、今下すことができるのでしょうか、伺います。
山中市長: 職員に対する処分のあり方についてでありますが、処分は組織機構の中で判断を最終決定、また承認するものであります。
古谷議員: 「第三者委員会」について伺います。「第三者委員会」について、法的根拠のないものだということで、調査権限について実効性をどう担保するのかは、私は大変心配しています。そこで市長に伺いますが、市長は「誠実に対応する」とこの間答弁されております。調査に関わる市長の私用のスマホの記録、公用車の運行記録、公的な市長のメール記録、サーバーのログ、私的なメール記録、ログについて、第三者から求められれば、市長はその求めに応じる考えがあるのかないのか、見解を伺います。
山中市長: 第三者による調査についてですが、これから第三者による調査が始まるところでありますので、調査対象の私が答弁申し上げることは適切ではないため、回答は差し控えます。
古谷議員: 出された調査結果について、非常に玉虫色の結論となることも予想されます。その際に、強制調査権を持つ百条委員会を設置し、宣誓の下で真実を明らかにするべきと思います。市長も玉虫色の結論では問題を引きずるだけだと思います。しっかりと真実を明らかにするためには、百条委員会でもなんでも問題を明らかにするために、徹底的に調査をするべきと考えますが市長の見解、伺います。
山中市長: 真実を明らかにするべきとのことですが、第三者の調査が始まるところでありますので調査対象の私が答弁を申し上げることは適切ではないため、回答は差し控えます。
古谷議員: 最近、民間企業のトップや他自治体の首長が、ハラスメント事案によってその職を辞するケースが相次いでいます。これは単なる個人の問題ではなく「ハラスメントを許容する組織に未来はない」こういう社会全体の強い意志の現れであると私は考えます。翻って本市を見れば、市長ご自身にパワハラ疑惑が向けられている。市長は、これほどまでに社会の規範が厳格化している現状をどう認識されているのでしょうか。また、トップの言動が組織全体の士気や市民サービスに与える影響について、どのように責任を感じておられるのか、見解を伺って、以上14問質問させていただきましたので、お答えいただきたいと思います。
山中市長: 組織全体の士気や市民サービスへの影響についてですが、社会の規範が厳格化している現状がありますので、そのような中、今回の週刊誌報道で市民の皆様にご不安を生じさせてしまったこと、また職員の皆様には業務への支障を生じさせてしまったことを大変申し訳なく思っております。 市民の皆様に、市の取り組みがより良くなったと実感をしていただけるよう、スピード感を持って施策を進めてまいりましたが、今後はしっかり自らの言動に一層気をつけながら、市政運営に全力で邁進してまいります。 また、既に答弁申し上げておりますが、私自身を見直す観点から、専門家による研修を複数回受講いたしました。引き続き、別の研修等を受講しまして、積極的に自身を見つめ直す機会を設けてまいります。 以上、古谷議員のご質問に答弁申し上げました。
古谷議員: 答弁拒否のような答弁だったと思います。これが議会への説明責任を果たしたというふうに思っているんでしょうか、まず伺います。
山中市長: 古谷議員のご質問にお答えいたします。 まず、説明責任についてお尋ねいただきました。これから、議会で議決をいただいた第三者調査が始まりますので、その調査の中でしっかりと説明責任を果たしてまいります。
古谷議員: 調査対象である市長が、予算の提案をする、質疑をする、答弁をする、そういう職責を今果たせるんでしょうか、伺います。
山中市長: 予算審議の職責の点についてご質問いただきましたが、先ほど申し上げたとおり、市長として市民生活の安心安全と横浜の持続的な成長発展を達成しなければならない、そのことに向けてしっかりと職責を果たしていくことが重要であり、そのための予算であります。
古谷議員: 16日の記者会見、大変たくさんお話になっておりました。そのことを議会では一切発言しなくなったというのは、記者会見の方が重要なんでしょうか? それとも議会では答弁がそれはできませんということなんでしょうか? 伺います。 そして、記者会見の記録をホームページ上で載せるべきではないでしょうか。これについては、お答えになっておりませんので再度伺います。
山中市長: 記者会見で話した内容を話さないのかという点につきましては、冒頭の説明責任の回答とも重なりますが、これから第三者調査委員会が開始されますので、その中で私と当該幹部職員との間にどのような経緯があったのか、しっかり真実を明らかにしていきたいと考えております。 そして、記者会見の様子に関してご質問をいただきました。この記者会見に関しましては、先ほど申し上げた通り、前日の当該幹部職員の会見を受けて、私個人の見解をお伝えしたものでありますが、市政記者会等から開催を求められて行ったものであります。なお、記録は残しておりません。
古谷議員: 第三者委員会について、そのことは私の権限ではありませんと言いましたが、私が聞いたのはそういうことではありません。第三者委員会の調査に関わる、そこで求めがされれば、市長のさまざまな、今回のやりとりの中には私的なメール記録も入っております。そのことについて、今の第三者委員会は法的根拠に基づかないものですから、調査権限の実効性は担保されておりません。ですから聞いたんです。市長、調査権限をしっかり担保させることが必要だとまず思いますか? どうでしょうか伺います。 第三者委員会について、市長はその求めに応じて私的なメール記録などを出す意思があるかどうかを伺っております。お答えください。
山中市長: 次に、私的なメール記録を出す意思についてお尋ねいただきましたが、従前から申し上げているとおり、1月28日の決議を重く受け止めまして、今後独立性並びに中立性という観点から、第三者による調査が妨げられることのないようにということを第一としつつ、引き続き誠実に対応してまいります。
古谷議員: ハラスメントの問題で、このことで市長、私も予算代表質問の場をわざわざそれだけで質問させていただきましたし、今回もこのような質問をしなければならないこと自体が大変残念です。ですから、きちんと答えていただきたい。これ以上、答弁拒否をするということは、議会に対しては説明する意思がないということなんでしょうか、伺います。
山中市長: 最後に答弁の意思についてご質問いただきましたが、これから第三者調査が始まるところであります。調査対象の私が答弁を申し上げることについて適切ではないと考えますので、回答は差し控えさせていただきます。以上ご答弁を申し上げました。
