○渡邊忠則副委員長 質問の通告がありますので、順次これを許します。 なお、投影資料の使用の申出があったものについては、いずれもこれを許します。 それではまず、みわ智恵美委員の質問を許します。
◆みわ智恵美委員 日本共産党、みわ智恵美です。日本共産党を代表し質問いたします。よろしくお願いいたします。 減便を起こさない人財確保大作戦についてまず伺ってまいります。 交通局バス乗務員の人財確保大作戦、これまでの採用状況を伺います。
◎原口総務部長 バス乗務員ですが、当局で免許取得を支援する養成コースからの合格者を含めまして今年度99名を正規職員として採用することができました。
◆みわ智恵美委員 現在のただいまの採用状況についてどう受け止められておられますか。
◎三村交通局長 今年度多くのバス乗務員を採用することはできましたけれども、在職者の過半数が50歳以上でございまして、今後も相当数の高齢退職が続くことなどからバス乗務員の確保は来年度以降も重要な課題と認識しております。
◆みわ智恵美委員 頑張っていただきまして、これ以上の減便は今後は行わないとぜひ市民に約束をしていただきたいのですが、いかがでしょうか。
◎三村交通局長 今後も厳しい経営状況が続く見通しではありますが、可能な限り減便の回避に努め、乗務員の働き方改革にも対応しつつ安全なサービスを維持してまいりたいと考えております。
◆みわ智恵美委員 よろしくお願いします。 (資料を表示)スライドは、現在の人員の状況、そして人財確保大作戦で入局された方々を赤色で示して成果がよく見えます。大変年齢幅は広く入っていらっしゃるとも思います。 こちらの次のスライドは退職者の年代別の数値でございます。20代、30代の退職者について、理由を示してください。
◎原口総務部長 自らの健康問題や家族の介護、あるいは運転技術の低下に伴う不安とか、それぞれ御事情があってお辞めになったというふうに認識しております。
◆みわ智恵美委員 これからという方々が大変多くお辞めになっていらっしゃるのが気になります。そういう中で、バス乗務員は乗客への対応とか交通事情への対応などそのリスクを1人で対応することが求められております。それをどう支え評価されるのでしょうか。例えばクラクションを鳴らしたときに歩道にいた方から、驚いて転んだなどお怒りの苦情が入ることがあると聞いています。その苦情があったということをもって評価され賃金に影響が出たなどの訴えが乗務員の方からありました。乗務員からの聞き取りもきちんと行って評価、指導すべきです。こういう苦情などを直接賃金評価につなげるというのはあまりに制裁的なやり方ではないでしょうか、そのように感じます。市交通局は頑張っている乗務員が感じるストレスやリスクに寄り添った丁寧な対応をすべきと考えます。 現役労働者がこれからも働き続けたいと思われる職場環境、指導の在り方が求められていると思いますが、いかがでしょうか。
◎三村交通局長 お客様から乗務員に対する苦情や御意見などをいただいた際には、まずはバスの車両に搭載しておりますドライブレコーダーの映像で事実の確認を行います。事実と異なる場合には乗務員を指導することはございません。事実が確認された場合は、営業所の責任職が本人とともにドライブレコーダーの映像を確認しながら認識をすり合わせることで乗客サービスの改善につなげられるよう努めております。なお、お客様から乗務員等に対してお褒めのお手紙などをいただいた際には、私から感謝を伝えるお礼のカードを当該職員にお送りをしております。昨年度は252枚のカードを送っております。引き続き乗務員一人一人と向き合い安全な運行、心の籠もったサービスを提供できる乗務員を育成してまいりたいと考えております。
◆みわ智恵美委員 心が通い合う指導がされていくようにこれからも求めたいと思います。 さらに、変形労働時間制についてですが、これまでにも何度か質問させていただき、バス運行上仕方がないとの説明がされてまいりました。しかし、働き方改革も行われる中で、乗務員にとっては変形労働時間制はやはり時間を奪われ、実質的に賃金カットにつながる働き方となるのではないでしょうか。乗務と乗務の間の時間をきちんと算入した賃金体系にすべきと考えますがどうか、伺います。
◎三村交通局長 バスの乗務員の勤務は、委員御案内のとおり運行ダイヤに合わせて出勤時刻あるいは労働時間が毎日変化をする大変不規則なものになっております。こうした勤務の特性上、労働基準法に定める変形労働時間制の適用は私どもとしては必要だというふうに考えています。いずれにしましても、労働関係法令を遵守しながら適切に勤務時間の管理を行ってまいります。
◆みわ智恵美委員 そういう働き方がここでは通用するのだということなのですけれども、やはりそれは長く働き続けていくことには大きな障害になっていると思います。やはり人件費を抑え、働く人に長時間勤務を拘束している変形労働時間制の抜本見直しも改めて求めておきます。 次に、市営バスの赤字経営の対策について伺います。 市営バス赤字経営の主たる要因について伺います。
◎小林経営管理部長 黒字予算を編成しておりました令和元年度と比べますと、乗車料収入を中心とした営業収益は移動需要の減少などに伴って19億円減少しており、さらに職員の処遇改善により人件費は13億円増加をしております。このように収入は減少し費用は増加傾向にあることから赤字予算を編成せざるを得なかったものでございます。
◆みわ智恵美委員 人件費を本当に処遇改善をして人材確保に取り組んでおられるわけで、そういう中で赤字にもなっているというふうに新聞報道などにもあったと思います。横浜市には生活交通バス路線等の維持制度があります。交通局も受け取っていますが、赤字の穴埋めに見合った補助金が補填されているかどうか、伺います。
◎亀本自動車本部長 横浜市生活交通バス路線維持制度等におきましては、市内バス事業者を平均した経費を基準として算出いたしました収支の差額を補填するものとされておりまして、それに基づいて交付を受けております。
◆みわ智恵美委員 赤字に見合った補助金を要求はされるのですか、いかがですか。
◎三村交通局長 交通局以外の民間のバス事業者も生活交通バス路線を運行している中で、それらの事業者と同一の基準に基づく補助金をいただいております。今後も経営努力を重ねた上でより効率的な運行に取り組んでまいりたいと考えております。
◆みわ智恵美委員 求めてほしいと思います。 横浜市が住宅手当支援補助金を民間事業者のみを対象として今度出すことになっておりますが、この見解について副市長に伺います。
◎大久保副市長 市内のバス路線のうち約6割は民間バス事業者が担ってくださっておりまして、横浜市としては市内のバスネットワークを維持していくためにはバス事業全体の底上げが必要であると認識をしております。民間バス事業者も交通局と同様に乗務員不足による減便が生じております。厳しい経営環境の中で市内のバス路線を維持するためバス乗務員の確保に向けて努力いただいており、市としても支援が必要と判断したものでございます。
◆みわ智恵美委員 市として交通局にも補助すべきです。交通局はこれを求めますか。
◎三村交通局長 交通局では、若手の人材確保や市外、県外からの応募を増やす目的で住居手当を5万円に増額する取組を昨年から独自に実施をしております。こうした取組によって一定の採用につながっているところでございますので、当該補助金による手当は考えておりません。
◆みわ智恵美委員 独自財源でというふうに力を込めて言われたのですけれども、だからこそ市から地域公共交通を守るためにも出すべきだと思います。減便を起こさないためにも市民のためにも交通局が求めるべきものは求めていただきたいと思います。 次に、駅の大規模改良工事について伺います。 今後の市営地下鉄駅の大規模改良工事の計画について伺います。
◎高木工務部長 現在、上永谷駅の基本計画を進めており、令和7年度から設計を行い、令和9年度に工事着手する予定です。このほか戸塚駅について令和7年度から基本計画、令和8年度から設計を行い、令和11年度に工事着手する予定です。
◆みわ智恵美委員 上永谷駅の今後のスケジュールをもう少し詳しく教えてください。
◎高木工務部長 令和5年、令和6年度で基本計画を行いまして、令和7年度、令和8年度で設計を行います。令和9年度から工事に着手するという計画でございます。
◆みわ智恵美委員 (資料を表示)スライドは上永谷駅の朝9時頃の様子です。こちらは階段の状況ですが、ホームに向かう方の数はそれほど混み合ってはいませんが、こちらはエレベーター前です。すぐにいっぱいの方が並ばれます。次も、次のエレベーターを待つ乗客の様子です。ひっきりなしに満杯で上がっていっております。利用者が多いのに改めてエスカレーターの必要性を実感したところです。 新年度いよいよ設計にも手がつく上永谷駅でのホーム行きのエスカレーターの設置検討状況について伺います。
◎高木工務部長 現在行っている基本計画策定業務において、既存土木構造物への影響や列車の運行を確保しながらの工事ができるかなど詳細に検討しています。
◆みわ智恵美委員 つけることを前提で検討いただいているということはよく分かりました。 ホーム行きのエスカレーターは市営地下鉄駅では設置基準がありますか。
◎高木工務部長 エスカレーターを設置するか否かについての基準はありませんが、既設駅への追加のエスカレーター設置は、個々の駅の構造上の特性などを踏まえた上で、施設の老朽化対策や変電所の更新など安全運行確保のために進めている工事等との優先順位も見極めながら判断していきます。
◆みわ智恵美委員 どこにでもつけていきたいということは感じましたけれども、エスカレーターが今設置されております伊勢佐木長者町駅と設置されていない上永谷駅、それぞれの乗客数を示してください。
◎福島高速鉄道本部長 乗車客数は令和5年度は1日当たり伊勢佐木長者町で約9000人、上永谷駅で約1万6000人となっています。
◆みわ智恵美委員 こちらは改札を抜けた後のまず1弾目の上永谷駅の階段です。 それからさらに、それを抜けた後に次のこの長い階段を上ってホームに行きます。乗客数9000人の伊勢佐木長者町駅には設置されているので、1万6000人の乗客数を誇る上永谷駅にもエスカレーターを設置していきたいと様々に工夫していただいていると思いますが、ぜひ上永谷駅のエスカレーター設置を改めて要望させていただきたいと思いますが、工夫についてはこれまでもいろいろなところで大変な努力をされていると思いますが、可能性はいかがでしょうか。
◎三村交通局長 先ほど工務部長も御答弁を申し上げましたけれども、現在、上永谷駅の基本計画の策定業務におきましてエスカレーター設置の可否について詳細に検討しているところでございます。今年度中には方針を決める予定でございます。
◆みわ智恵美委員 よろしくお願いいたします。 終わります。