○小松範昭委員長 次に、古谷靖彦委員の質問を許します。
◆古谷靖彦委員 日本共産党、古谷靖彦です。どうぞよろしくお願いいたします。党を代表して質問させていただきます。 まず、消防司令本部の勤務体制の拡充について質問します。 スライドを御覧ください。(資料を表示)先日視察をさせていただいた司令本部の状況です。まず、この中で働いている方々、定数が幾つでどういう通常の勤務体制になっているのか、まず伺います。
◎藤沢警防部長 午前8時30分から翌日の8時30分までの24時間を一つのサイクルとして3係が交代で勤務しております。1当直当たりは課長以下24人が勤務しています。勤務時間の内訳としましては、8時30分から22時までは2班に分かれて司令室で指令管制業務と執務室での事務処理を1時間ごとに交代して当たっており、22時から翌朝6時までは1人当たり2時間の指令管制業務を行っております。
◆古谷靖彦委員 なかなか24時間勤務というのは過酷な勤務だなというのを改めて伺いました。 その中で、ちょっと伺いますが、司令本部、現在、電話回線というのはどのぐらい受けられる体制になっているのか、伺います。
◎藤沢警防部長 消防司令センターの119番通報用電話は54回線まで受信可能となっております。
◆古谷靖彦委員 54回線なのですよね。一当直24人ということですから非常に足りない可能性も出てくるのではないかなと思うのですけれども、話し中で待たされるということはありますか。
◎藤沢警防部長 基本的に通報が多数となりますと、通報者のところには現在混み合っておりますといったメッセージが流れることになっております。ただ、基本的には速やかに対応できるといった形となっております。
◆古谷靖彦委員 勤務に就いている倍以上の回線があるわけですから、そういった可能性も当然あると。回線を用意されていること自体はいいと思っていますので、それで働く体制が少し足りないのかなという視点で質問しています。 この中で、休みの時間のお話を大分されたのですが、休み時間というのは自由な時間なのか、拘束時間なのか、伺います。
◎佐々木総務部長 休憩時間は基本的には自由に過ごすことができます。ただし、常時指令管制業務を行わなければならないので、休憩時間は交代して取得をしているところでございます。
◆古谷靖彦委員 休憩時間中、外に出ることは可能でしょうか。
◎佐々木総務部長 消防職員には労基法の施行規則で適用除外というのがございます。休憩時間に対する適用除外というのがございまして、自由利用は適用除外となってございます。ですので、外に出ることはできません。申し訳ございません。
◆古谷靖彦委員 ありがとうございます。外に出られない状況もあるということは承知をしております。なので、中でしかいられないわけですから、でき得れば福利厚生を充実させていただきたいというふうに、これは意見で述べておきます。 局長、五十何回線があって、半分ぐらいの人員でしか人員の配置としてはありませんから、より救急需要を受けるためにも人員体制を拡充するべきだと思いますが、いかがでしょうか。
◎平中消防局長 本部庁舎が移る前まではたしか33回線、今回、本部庁舎を新しくしまして54回線といたしました。54回線というのは非常にレアなケースというか、大地震を想定して回線を引いておりまして、ふだん昼間は6人で受ける体制としておりまして、それで6人で足りない場合は例えばさらに倍の人数が入ったら12人で対応ということで、日常業務はそれで何とか回るものと考えております。また指令管制業務を行う職員につきましては、119番通報の受信件数、あるいは災害等の状況を踏まえまして段階的な増強を図ってきております。今後も市民の皆様の要請に応えられるような指令体制を確保してまいりたいと考えております。
◆古谷靖彦委員 ぜひ拡充を図っていただきたいと思います。 次に、救急搬送の改善方策について伺います。 スライドを御覧ください。(資料を表示)まず、このスライドを見ながら救急出場件数の推移と今後の見通しについて伺います。
◎平中消防局長 委員から今スライドでお示しいただいているどおり、出場件数は令和4年24万4086件、令和5年25万4636件、令和6年25万6481件となっており、3年連続で増加をしております。今後も高齢化の進展とともに、この救急件数の増加が続くものと想定しております。
◆古谷靖彦委員 今後増える見通しということなのですが、増える中で問題になるのは救急搬送の困難事案についてです。現場に救急車が到着しても、そこからなかなか出発できない、こういった問題があろうと思います。これについての推移、あるいは今後のことについて、まず伺います。
◎木村救急部長 救急搬送困難事案の推移でございますが、令和4年は1万2168人、令和5年は9093人、令和6年は速報値でございますが8962人となっており、減少傾向となっております。
◆古谷靖彦委員 コロナ禍等々もあって数字はなかなかばらばらしていますが、困難事案がこれだけあるということは非常に多いことだと思います。これについて、まず、病院が受入れができない理由をまとめていただいた資料になります。困難事案を改善するためにはここを改善する必要があると思うのですけれども、いかがですか。
◎平中消防局長 救急搬送の増加が見込まれます夏季や冬季、夏冬には事前に医療局から医療機関に受入れ体制を強化していただけるよう依頼をしております。また今年度から救急車の適正利用をお願いいたしますあんしん救急の取組を開始したほか、令和7年度は傷病者情報共有システムを構築することとしており、救急活動の円滑化、迅速化を図ってまいります。
◆古谷靖彦委員 依頼をされているというのはいいかと思うのですが、ただ実際にベッドがなければベッド満床ですと言われるだけなので、ベッドの確保状況というのは年間を通じて同じなのか、あるいは繁忙期で変えているのか、伺います。
◎平中消防局長 医療局のそういったお知らせ、あるいはお願いを受けて、病院によって例えば病床数、何百床の病院のうちの救急のベッドを空ける、空けないという判断をされていると思いますが、私どもではその詳しい内容を把握しておりません。
◆古谷靖彦委員 実際、救急受入れのときにはベッドを確保されていますよね。それが12月、1月は繁忙期だというのであれば、そこを拡充するというのが病院の受入れの理由の第一になっているベッド満床であるといったものを解消する方策になると思いますが、いかがですか。
◎平中消防局長 今委員から御指摘いただいたような内容も含めまして医療局と情報交換を密にして、今年の冬のピークは恐らく過ぎたであろうと、今件数は落ち着いておりますので、夏のピークに向けてどういうことができるのか、ベッドを確保いただけることに向けてどんなことができるか協議してまいりたいと思います。
◆古谷靖彦委員 これは予算を確保しなければベッド確保ができませんので、他局のことも含めてありますからお答えがなかなか難しいと思いますが、ぜひこの点は改善をいただきたいと思います。 続いて、消防団の器具置場の更新について伺います。 スライドを御覧ください。(資料を表示)更新の要望が様々出されています。これは旧耐震のままが68棟、老朽化に伴う建て替えが迫られているのが65棟、立ち退きが迫られているのが15棟あります。こういう更新要望にどう応えていくのか、まず伺います。
◎平中消防局長 建築年数の古いものから順に更新をしてまいりますが、特に立ち退きを求められているもの、老朽化しているものの中では用地が確保できたところを優先に整備を進めております。
◆古谷靖彦委員 優先にと言われたのですが、今回予算づけされているものも12棟しか更新が来年度はないということなのですが、更新が必要な全数は幾つでしょうか。
◎平中消防局長 現在421棟あるうち、先ほど委員からも御指摘をいただきましたが、立ち退きによる建て替え要望15棟、老朽化による建て替え要望65棟、合わせて80棟がございます。それと耐用年数と重複というのは今データで持っておりませんので、お答えできない状況でございます。
◆古谷靖彦委員 すみません、ありがとうございます。80棟以上あるということですから、これでは12棟ずつ更新するという予算づけがずっとされていますが、このペースでいつ解消するのでしょうか。
◎平中消防局長 今申し上げた耐用年数は50年としております。私どもが更新整備を進めている12棟というのは現在421棟ある器具置場、年間10棟程度、細かく言いますと8棟から9棟程度の更新整備を続けていくと耐用年数をクリアできると考えております。こうしたことから近年は年間12棟ずつの整備を進めているという現状がございまして、令和7年度も同様の建て替えを実施するものでございます。
◆古谷靖彦委員 老朽化で、耐震の問題で今言われたのですけれども、実際現場から要望を出されているのが65棟もあります。この要望に今応えられない状況に恐らくなっているのだと思っています。これは速やかに解消する必要があると思うのですが、いかがですか。
◎平中消防局長 器具置場の建て替えにつきましては公有地への建設を前提としておりますので、公園あるいは道路用地、本市所有の未利用地等の確保を進めているという現状にございます。
◆古谷靖彦委員 能登半島地震を受けて消防団が出発できない、こういったことで器具置場を改修する必要があるのだというのは、もう全国的な、これは皆さん一致するところだと思います。今のところ、改修の要望が出されているのが65棟あります。これについてはどうするのでしょうか。
◎平中消防局長 こちらの一覧表にあるとおり、65棟、立ち退き要望も含めて80棟あるのは承知しておりますので、できる限り速やかに代替用地を見つけて更新してまいりたいと考えております。
◆古谷靖彦委員 12棟ずつ更新されているのは分かるのですけれども、これは東京よりも多いし川崎よりも多いというのは承知していますが、これだけでは足りないと思いますので、拡充を図っていただきたいと思います。 以上です。