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【声をきく】横浜の保育現場を救え!市の保育士加配は40年以上前に実施した先進施策。それをさらに前へ。

【報告者:古谷やすひこ 2025年11月24日】

今日は、横浜保育問題協議会の皆さんと懇談させていただきました。特にこの請願署名について、ご説明に来ていただきました。本当にありがとうございます。

請願項目については、児童福祉法の24条1項、これに基づいて、どの子も安全でより良い保育が受けられるように補助金の増額をしていただきたいということがまず1つ目の請願項目です。

2つ目は、給食費の無償化の問題です。保育料が無償化となっていない0歳児、1歳児、2歳児の保育料をぜひ無償化してくださいということと、保育園全体の給食費の無償化ぜひやっていただきたいということです。

3つ目は保育士の配置基準の改善。これは、私も何度も何度も、本会議場で質問しているものです。なかなか改善していないのですが、横浜市は実は頑張っています。頑張って、国基準よりも過配をしていますが、その基準そのものが、もう40年以上前の話です。改めて、横浜市は今の基準の実態に基づいて、過配を検討いただきたいと、私も思います。

もう1つは、看護職員や事務職員、栄養士や調理師の皆さんを正規で雇用することを、ぜひ予算とって行っていただきたいということです。これもその通りだというふうに思います。また、保育所で働く方々が、働き続けられる賃金や労働環境を保障していただきたいということがありますから、それもその通りだと思います。

また、給食食材費、水道光熱費、物価高騰への対策は、この間の補正予算が組まれていません。これについては、全ての保育施設に、財政措置を実施していただきたいということです。これは反対することができないほど当たり前の、道理ある要望だと思います。

私自身もしっかり署名に協力していきたいと思いますし、議会の中でも、これが進められるように、私たちからも要望していきたいというふうに思います。

団体の皆さんからは、現場の非常に厳しい実態が出されていました。例えば、スキマバイトで保育士さんを補填しているのではないかということで、いくつかの保育園はスキマバイトの募集に何度も何度も出していると聞いています。そういうことも、本当に子どもたちを守る立場から見れば、残念だなという風に思います。そういうことをせざるを得ないほど、追い込まれているのかなと思います。

保育の現場、しっかり改善するように私たちからも働きかけていきたいと思います。