【報告者：古谷やすひこ 2025年11月18日】
今日は、11月14日付のしんぶん赤旗日刊紙の一面に記事が出ていました。ヘルパーさんの熱中症問題を取り上げていきたいと思います。
在宅のヘルパーさんは、自宅に伺って様々な介護サービスを提供します。その際に、利用者宅の移動を繰り返しますから、外は猛暑の中、8割近くの方が熱中症になったということが、「ケア社会を作る会」のアンケートの中で分かっています。また、部屋の中に入っても、実は高齢者の中には、エアコンをつけてない家庭が結構多いということです。そういうサービスを提供中に、ヘルパーさんが熱中症になって、経口補水液を持って、事業所の方が支援に行くということもあったようです。こういうことがあることに対して、ぜひ一定の支援をいただきたいということを、国に対して要望しています。
例えば、訪問介護報酬そのものを引き上げてほしいということはもちろんのこと、災害級の気象条件下で訪問介護をした場合には、災害時対応手当というものをぜひつけてほしい、創設してほしいということ。また、ファン付きのベストの支給をぜひやってもらいたいということです。こういう要望、当然だというふうに思います。私たちからもぜひこういった要望を国だけではなくて、市に対してもぜひ要望していきたいというふうに思います。
