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横浜市会 苦境に立つ医療機関への支援求める意見書など全会一致で採択

いま、7割の病院が赤字といわれています。
 「地域医療は崩壊寸前」「このままでは、ある日突然、病院がなくなる」と多くの病院から悲鳴が上がっています。

 9月25日の本会議で、病院が横浜市病院協会から出された「病院をはじめとする医療機関の経営改善のための速やかな支援等を求める意見書」が全会一致で採択されました。

意見書の内容は、今まで、国の財政フレームで医療費の増え方を「高齢化の進み具合」の範囲内に抑えることになっていたが、それでは物価や賃金が上がった分に対応できないとして、物価や経済の状況に応じて医療費を増やせるようにしてほしいというものです。
また、診療報酬についても、物価や人件費の上昇に合わせて自動的に増えるような仕組みの導入や、診療報酬改定などが実施されるまでの間、緊急的な財政支援を実施することなど求めています。

国は、医療機関と横浜市会の意思をしっかり受けとめ直ちに改善を進めることを求めます。

その他、少人数学級の実現と教員増を求める「少人数学級・教職員定数の改善に関する意見書」や「こどもの医療費助成制度の創設を求める意見書」など6件が全会一致で採択されました。

病院をはじめとする医療機関の経営改善のための速やかな支援等を求める意見書の提出 全文(PDF外部サイト)

少人数学級・教職員定数の改善に関する意見書の提出 全文(PDF外部サイト)

こどもの医療費助成制度の創設を求める意見書の提出 全文(PDF外部サイト)

その他の意見書は市会HPをご確認ください。