【報告者:古谷やすひこ 2025年6月25日】
今日、予算要望の懇談をしたのは中小企業・零細企業の味方、民主商工会横浜協議会の皆さんです。
本当に厳しい実態がまた出されました。今、民商さんの会員さんのほとんどは、中小企業というよりも零細企業の方が正しいというふうに思います。そういう事業体になると、営業と生活が全く密着している状況なので、本当に相談に乗ってもらえるところというのが、逆にないということです。営業だけの相談にのってもらっても、結局生活の相談にはのってもらえないということですから。
要望の一つ目は、各区役所に小規模事業者向けの相談窓口、ワンストップの相談窓口を作ってもらいたいということであります。例えば、国民健康保険料の支払いの問題、中小企業の営業問題、そういうものを一緒に相談してもらえる場所をぜひ作ってもらいたいというのが一つ目の要望です。
懇談に来られた内装業の方が言われていたのは、本当に考えられないぐらい仕入れ値が高くなっていると、それをそのまま価格転換できないということで本当に厳しいということが言われています。またインボイスのことも言われておりました。また、民商さんの会員の中で、役所のサービスを何か使ったことがありますかと問うと、全く使ったことがないという方が多くいらっしゃるということも分かりました。
新型コロナの際に、ゼロゼロ融資というものがありました。ゼロゼロ融資を返せないという事態が起こっています。ゼロゼロ融資だけではなく、さらに設備投資など、仕事をして融資を頼むと、ゼロゼロ融資を返してないのにさらに融資をするということは難しいということで断られるというケースが出ているということなので、これもぜひ改善求めていきたいと思います。
また、相変わらず差し押さえの問題出されます。しっかりと役所と相談をして、分納の約束をしているにも関わらず、それを履行しているにも関わらず差し押さえという事例があるということなので、これは強く抗議したいというふうに思います。
今日受け止めた要望は、横浜市に私たちとして要望していきたいと思います。
