古谷やすひこ議員がコロナ対策に関する追加議案関連質問
横浜市会では9月29日、追加補正予算案の関連質問が行われ、古谷やすひこ議員(鶴見区選出)が登壇し、山中市長に質問しました。
古谷議員は始めに、山中市長が着任されてまだわずかにもかかわらず、次のコロナ感染の波に備えて速やかに補正予算を組まれたことは、はじめて山中カラーが打ち出されたものとして受け止める。多くの市民が山中市長が掲げた公約の実現を期待している。「市民の願いに応えようと山中市長が提案された今議案について、私は建設的提案をする立場で二元代表制の一翼を担う議会の役割を果たしたい」と決意を述べました。
その上で、古谷議員は、ワクチン接種予約時に起こった問題点(混雑・情報不足)を洗い出し、次の機会にはスムーズにできるよう備えを行うべきだと主張しました。また、軽症者対象の抗体カクテル療法を出来るだけ早く受けられるようPCR検査の拡充を求め、抗体カクテル療法専用のベッドを確保することは、軽症者用病床を確保する策としても有効だと市長の見解を訊きました。そして、やむえず自宅療養になっても、電話診療や在宅医療が必要だと強調、そのための体制づくりを質問しました。
山中市長は、ワクチン接種について、これまでの取り組みを振り返るとともに本市が行なってきた接種のノウハウや経験を生かし、市民の皆様が円滑に接種できるよう準備を進めると述べました。また、医療提供については「今後感染が拡大した際にも重傷・中等症患者用の病床が逼迫することがないよう、抗体カクテル専用の病床を別に設置することで、症状に応じた機能別の病床確保にもつながると考えております」「自宅療養にあっても早期の投薬によって重症化の予防や症状の改善が図られるよう、横浜市立市民病院での試行状況なども踏まえ、しっかりと体制を整えていく」などと応じました。
質問と答弁の全文はこちらです。