〝ホームドア、視覚障がい者の利用施設の最寄り駅は積極的に事業者に働きかける”と局長答弁
横浜市議会は2017年度予算特別委員会が2月27日から始まり、都市整備局審査で北谷 まり議員(保土ヶ谷区選出)が、ホームドアの整備事業、横浜都市交通計画の改定、新たな交通システム導入検討、不燃化推進事業などについて質問しました。
最近、視聴覚障害者の駅での事故が続いている中で、横浜市は国が示している1日の乗降10万人以上の駅を優先に整備補助要綱を制定しています。
北谷議員は乗降が多い駅は事業者主体の整備を進めるよう市が働きかけるべきであり、小児療育センターの最寄り駅の仲木戸駅や中央図書館のある日の出町駅にホームドアの整備予定が無いので障がい者の声に耳を傾けるべきと質問しました。
薬師寺都市整備局長は視覚障害者の方が利用する施設の最寄り駅、これの優先順位は10万人以上の駅よりも高いので積極的に鉄道事業者に要請したいと述べました。
北谷議員は、最寄り駅からや、バス停から離れて山坂もあるような方、高齢者や障害者の方々も暮らしやすい交通政策を拡充し進めるべきと質問しました。
薬師寺都市整備局長は「その課題は充分認識しており、大きな論点として議論をして行きたい」と答弁しました。
また、北谷議員は、都心臨海部の新たな交通システムの問題では、連接バスの予定ルートが横浜駅から山下ふ頭までとなっているのは、カジノ誘致のための整備条件ではないかとただし事業化に反対しました。
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